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(回答先: マドリード同時多発列車爆破テロ:ソラナEU外交担当上級代表もETA犯行説を振りまく [BBCニュース] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 12 日 02:00:16)
あっしらさん、こんにちは。
私の直感ですが次のように考えます。
革マル派「解放」1810号(あっしらさん投稿http:/www.asyura2.com/0403/war49/msg/338.html)によると、3月2日のシーア派大虐殺は、イラク侵略で行き詰まったブッシュ側による謀略でると断定しています。
3月2日の事件が厳重な警戒の隙間を縫って同時多発的に発生したこと、しかも、
>パキスタンのクエッタの「アシュラ祭」においても、銃と爆弾で四十名以上のシーア派信徒が虐殺されるという事件が発生した(「解放」、同)
という事実を考えると、スペインの同時多発「テロ」は胡散臭さを感じます。
スペインはイラクに軍隊を派遣しており、イラクの反米闘争で兵士の犠牲が出ており、またイラクにおいて外交官(実はスパイ)7名が殺害されています。それだけスペインではイラク戦争反対の世論が高まっていたのでしょう。
このような中で選挙が行われるのですから、政権にとってはきわめて「危機的」事態であり、さらにそれが最大の脅威であるとみているのはイラクで手詰まりになり窮地に立っているアメリカ・ブッシュですね。
それゆえにさもさもスタイルで「盗難車、起爆装置、コーラン」を「証拠」としておいてみせてみえみえの謀略を行いスペイン国民の言論封圧と派遣軍の増加を促すことをもくろんでいると思います。
アメリカ大統領選挙キャンペーンでもブッシュはさかんに「テロの脅威」をがなっている。昼の今しがた見たNHKのBS1で見たCNNニュースでは、ブッシュのキャンペーン映像が出ていました。それによると「民主党ケリーはテロの脅威の排除は国連にまかせろといっている。国連なんか頼れない。アメリカは自分で守るんだ」などとたわけたことを抜かしてました。
南アフリカのアパルトヘイトのプロの殺し屋たちが多数イラクの反米組織の担い手の暗殺に投入されているそうですが、その規模はイラクだけではないでしょう。
警戒の厳重なはずのスペインでなぜ同時多発「テロ」が発生しえたのか。このことが問題にされねばならないと思います。
やがてイラク侵略後1年を迎える中で、アメリカのANSWER等のよびかけに呼応して3月20日には世界的規模でイラク反戦のデモが計画されています。
まさに絶体絶命の危機に立つブッシュ・ブレアは、状況打開のためには何をしでかすかわからない。忠犬ポチもいつ狂犬に変身するかわからない状況です。
警戒心をもって情勢をみてゆきたいと思います。