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【エルサレム=佐藤秀憲】AP通信によると、アラブ首長国連邦(UAE)の衛星テレビ「アル・アラビーヤ」は25日、イスラム原理主義組織ハマスの軍事部門カッサム隊が、ハマスの精神的指導者ヤシン師を殺害したイスラエルに対し、報復を予告するビデオを放映した。
この中で、同隊のメンバーと見られる男性が声明を読み上げ、「闘争を続ける人々の犠牲や殉教者ヤシン師を頂点とする指導者たちの犠牲に報いるため、世界を揺るがす報復を実行する」と宣言。イスラエルの都市へのロケット弾攻撃やシャロン首相暗殺の可能性を指摘した。ビデオは同テレビ局に郵送された。
(2004/3/26/09:03 読売新聞 無断転載禁止)
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イスラエルシャロン首相のヤシン師殺害という、和平へのロードマップを無視・無効にする新たなる戦線布告に対するハンムラビ法典のハマスの回答が出たようです。
イラクに見るように、ここパレスチナでも国連の無力さが露呈された1つでしょうが、本来の国連の持つ平和を目指す機能は、米国に見るように、ある1国の力が軍事・経済面などで秀でてる場合は、その国のパワーに国連が牛耳られてしまい、平和を求める機能が働かない状態になりますが、この状態を変えるには、1.EU・中国など米国以外の国・共同体の台頭をまつ2.米国のパワーの衰亡をまつ3.米国以外の国・共同体が国連の場で結集して、安保理での拒否権を無効にできる議決を行い、安保理での拒否権を無くし、米国を多数決のルールを遵守させる。この拒否権の無効を安保理での法律化して公正な多数決ルールの徹底をはかる。など考えられられますが、国連という組織の機能を強化するにはやはり3.の拒否権の無効が一番ではないでしょうか。