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国家安全保障会議(NSC)の中核関係者が今年5月の国防白書発刊を前に“主敵”概念に対する再検討が必要だとの立場を表明した。
NSCの徐柱錫(ソ・ジュソク)戦略企画室長は5日、ラジオ番組に出演し、主敵概念と関連、「世界的な傾向や国民の安保意識、軍内部における教育の必要性、南北関係などを考慮すべき」としながら「全般的に検討する必要がある」と述べた。
徐室長は「(北朝鮮を)主敵と規定した国防白書が発刊されて4年になるが、これまで安保状況などがかなり変化したではないか」と述べた。
また、電話インタビューで「安保状況に変化があったのは確かだが、“主敵”を規定する問題は論理的アプローチだけでは足りない極めて微妙な問題」とし、「主敵概念は削除すべきとの意味で発言したのではなく、これまでの情勢変化をどのように表現すべきか、総合的に検討する必要があるという意味」とした。
続いて「白書発刊の主管部処(日本の省庁)である国防部が検討を進めた後、全体部処の協議段階で決定されるのではないか」とした。
国防白書は2000年に発刊されて以来、“主敵”問題をめぐり葛藤が生じる恐れがあるとの理由から発刊が中断されていた。
辛貞録(シン・ジョンロク)記者 jrshin@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/03/05/20040305000063.html