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ヤフーBBの個人情報漏洩・恐喝未遂事件では、警視庁捜査一課によって、右翼団体新生日本協議会の創設者・森洋が創価学会地域幹部(東京都豊島区の戸田区副区長)・竹岡誠治らとともに逮捕された。
「森容疑者は、竹岡容疑者と仕事を通じての知り合い」(読売新聞 2004年2月26日)だった。盗聴などを実行した創価学会の情報師団は、右翼対策もやっているとの指摘もあるが、それにしても、創価学会地域幹部と右翼団体幹部の親密な関係は注目にあたいする。
こんな相関図がある。
(創価学会と反共組織の相関図)
┏→千乃正法会=パナウェーブ研究所=白装束公道不法占拠集団
┃ =タマちゃん捕獲団体後援組織
┃ -----------------------------------------------------------------
┃ ↑
┃ ┃パンフレット普及
┃ ↓
┃ 未来政経研究会←→国際勝共連合=統一教会
┃ ↑ ↑
┃ ┃協力関係 ┃協力関係
┃ ↓ ↓
┃「新しい教科書をつくる会」グループ←連携→拉致救う会・現コリ
┃ ↑
┏━┓(脱会) ┃
┃G┣→国際正法協会 ┃
┃L┃(反創価学会活動)┃
┃A┣━━┓ ┃西沢潤一氏が神崎代表と「公明新聞」で対談
┗┳┛ ┃ ┃
┃ ┃(脱会) ┃
┃生長の家政治連合 ┃
┃ ↓
創価学会←支持母体→公明党
通常、右翼または右翼標榜団体が関係した事件は、公安第三課が捜査にあたる。
例の「エセ有栖川宮事件」も、そして、この図に名前があがっている「千乃正法会=パナウェーブ研究所」の事件も、前者は詐欺事件や後者は道路不法占拠事件でありながら、その背景に右翼団体「日本青年社」などが関係していたために、公安部が捜査にあたった。
しかし、今度のヤフーBB事件では、警視庁捜査一課が捜査したのだ。
現在、創価学会・北海道函館の五稜郭ゾーン副ゾーン長・湯浅輝昭は起訴されたが、竹岡は未だに起訴されていない。
ヤフーBB事件で右翼の森、創価学会員の竹岡、湯浅が逮捕されたのが、2月24日。
それから、三日後の2月27日、警視庁公安部は、立川市で、立川自衛隊監視テント村の活動に参加する市民三人を防衛庁宿舎の敷地に入ってイラク派兵反対のビラを撒いたという理由で不当に逮捕した。
防衛庁宿舎侵入 3容疑者を逮捕 イラク派遣批判のビラ
警視庁公安部は二十七日、住居侵入の疑いで市民グループメンバー、大洞俊之容疑
者(四六)=立川市錦町=ら三人を逮捕した。調べに対して三人は黙秘している。調
べでは、三人は先月、同市栄町にある防衛庁立川宿舎敷地内に無断で侵入、郵便受け
などに「イラク派兵反対」などと書かれたビラを投函(とうかん)した疑い。
[産経新聞 2004年2月28日(土)]
この逮捕には、立川署も連携している。
立川署といえば、昨年(2003年)の10月、国立市北にある日教組傘下の「多摩島嶼地区教職員組合」事務所1階の玄関ガラスに銃弾1発が撃ち込まれた事件を調べた所轄署である。これは、警視庁公安部が捜査に乗り出した一連の「建国義勇軍国賊征伐隊」事件の発砲事件ひとつで、「救う会熊本」元理事、木村岳雄が関与を認めた。
木村の逮捕に先駆けて、警視庁公安部などの合同捜査本部がこの事件で首謀者ら六人を逮捕したのは、昨年12月19日。
赤報隊事件が未解決であるのに対して、この事件が早期に解決したのはなぜか。
例の「刀剣友の会」にホームページがあり、盛んにネットで連絡を取り合っていたことからもわかるように、犯人たちがネットとの関わりをもっていた点に注目したい。
ヤフーBB恐喝未遂事件を手がかりにひとつの仮説が脳裏に浮かぶ。
読売新聞(2004年2月26日)によれば、この事件で逮捕された右翼団体幹部の森洋は、昨年12月中旬ごろに加入者情報を入手したという。
例えば、警視庁公安部がもっと早い時期にヤフーBBの加入者リストのようなものをパスワード等の情報とともにもっと早い時期に入手できたとすればどうするだろう。
リストとパスワードデータは、まず、資料の管理・分析を行う公安第四課に送られることだろう。
公安第四課といえば、第5機動隊副隊長から、公安総務課長代理となり、公安第四課にふたりしかいない課長代理と順調に出世してきた痴漢現行犯の犯人・出倉広海がかつて在籍した部署である。
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200204/25/20020425k0000e040086000c.html
痴漢容疑:警視庁公安部幹部を逮捕 女子高校生に突き出される
地下鉄車内で女子高校生に痴漢行為をしたとして、警視庁中央署は25日朝、同庁公安部課長代理(警視)、出倉広海容疑者(49)=東京都足立区=を都迷惑防止条例違反(粗暴行為)の疑いで現行犯逮捕した。
調べでは、出倉容疑者は同日午前8時ごろ、地下鉄日比谷線車内で東京都足立区に住む高校の女子生徒(16)の下半身を触るなどした疑い。同線茅場町駅で女子生徒らに突き出され、逮捕された。
出倉容疑者は、公安部で資料収集や統計などを扱う公安4課に所属、同課に2人いる課長代理のうちの1人で、昨年9月から現職。
[毎日新聞4月25日] ( 2002-04-25-13:16 )
高2女子に痴漢 警視庁警視を逮捕 地下鉄車内
2002.04.25 中日新聞夕刊 11頁 社会面
地下鉄電車内で女子高生の体に触ったとして、警視庁中央署は二十五日、東京都迷惑防止条例違反(痴漢行為)の現行犯で、同庁公安四課管理官で警視の出倉広海容疑者(49)=東京都足立区古千谷本町四=を逮捕した。
調べでは、出倉容疑者は同日午前八時ごろ、営団地下鉄日比谷線の電車内で、通学途中の足立区内の都立高校二年の女子生徒(16)の下半身を触った疑い。茅場町駅で女子生徒や車掌に突き出され、駆け付けた同署員に引き渡された。容疑は一部認めているという。
出倉容疑者は一九七三年警視庁に入り、警備部、地域部などを経て昨年九月から現職。
広瀬喜征公安四課長は「指導すべき立場の人間がこうした事案を起こし、大変申し訳ない。被害者におわびするとともに司直の判断を待ちたい」と話した。
この第四課で、さまざまな既存のデータとの照合が行われ、公安総務課・公安第一課・公安第二課・公案第三課・外事第一課・外事第二課・外事第三課の部署にふりわけされるだろう。
各課の課員は、かねてから未解明であった組織の解明のために、新たに入手した情報をもとに「メール盗聴」をしかけることになるだろう。
ヤフーBBのパスワードとヤフー登録時に届け出たメールアドレスのパスワードが同じであることは少なくない。
かりに、そのパスワードをもとに、メールソフトに設定を行えば、主に使用しているメールアドレス宛のメール受信は簡単にできる。もちろんヤフーがBB会員に無償で提供しているメールも。
「メール盗聴」はこれほど簡単なものなのである。
こうした「メール盗聴」可能となったメールアドレスに、例えば、刀剣友の会・建国義勇軍関係者のものがあったとすればどうだろうか。四百数十万人の加入者リストが入手できれば、ネット人口のかなりの部分を把握できることになる。
右翼や左翼、過激派関連の様々な重要な捜査の手がかりを得たことになるだろう。
建国義勇軍事件の当時、公安当局が右派団体を検挙したことに触れて、左派陣形から、次は、左派団体への弾圧が予想されるとの指摘が少なくなった。
すべてはシナリオ通りだったのかもしれない。
仮説に戻れば、「メール盗聴」可能となったメールアドレスに、左派団体のメンバーのものもあったとすればどうだろうか。
例えば、「メール盗聴」可能となったメールアドレスに、立川自衛隊監視テント村による自衛隊宿舎ビラ撒き行動のよびかけメールが送られてきたとすればどうだろうか。
公安当局が、仮に、「誰が何時にどこに集合」といった細かい情報が把握できたとすれば、張り込みや盗撮、撒いたビラを抜き取っての指紋採取など、用意周到に人権蹂躙の違法捜査を行うことだろう。
そうして公安当局が今後の不当弾圧の機会を狙っていたところに、今回のヤフーBB事件の発覚となったということであれば....。
これまで分析してきたデータの出所がバレる前に、データをいかして「成果」をあげる必要に迫られることになるだろう。
そこで、決断が下ったとしよう。
このように、右翼と創価学会がからんだヤフーBB事件の発覚のわずか三日後に、テロの実行犯でもない市民の言論活動を無謀にも弾圧するに至った警視庁公安部の目論みを探りあてるのは、大して難しいことではないだろう。
しかし、これは、すべて限りなく現実に近い推論以外の何ものでもない。仮説であり、事実でないことを念押ししておこう。同時に、皆さんの自由な推論を乞うものである。
仮説はさておき、メール盗聴の実態は、現実のものとなっている。
立川の弾圧では、パソコンが押収され、今も、立川自衛隊監視テント村宛のメール盗聴の危険性が継続しているという。
立川自衛隊監視テント村弾圧事件から五日経った3月3日。警視庁公安部は、昨年秋の休日の居住地域での政党機関紙号外配布が「国家公務員法違反」にあたるとして、都内の社会保険事務所の係長を不当に逮捕して、機関紙発行元である日本共産党の千代田区の地域事務所など六カ所を家宅捜索し、ビラの配布とは何ら関係のない書類やパソコンなどを押収し、トラックに乗せて持ち去った。
フランスなど海外の労組や人権団体からは、この暴挙に怒りと驚嘆の声が湧き、ILOや国連・国際人権規約・自由権規約委員会への通報という事態にまで発展する様相を見せている。
千代田区。ここには、放送・出版など報道機関やメディア関連の職場や官庁街もあり、共産党員が活動の中心を担っている全労連傘下の全厚生労働組合(社会保険事務所に勤務する国家公務員も加盟し、公明党の坂口厚生労働大臣の年金改悪路線に反対している)の事務所もある。この地域の共産党地域事務所(千代田地区委員会)は、これらの職場の共産党組織を抱えている。
押収された千代田の党事務所のパソコンから、これらの関連の名簿やメールアドレス等がすべて公安当局に把握される可能性は高い。
偶然かも知れないが、千代田区二番町には、例のヤフーBB恐喝未遂事件の犯人・竹岡が社長、共犯の湯浅が副社長という会社「エスエスティー」(SST)と、竹岡が経営する「循環社会研究所」(JSK)が入居するビルがある。
ヤフーBB事件から始まる謀略の連鎖。思わず、そんな言葉が浮かんでは消えていく。
余談だが、社会保険事務所の係長が五日まで勾留されていた「月島警察署」とはいかなる組織なのか?
月島警察署は、大手消費者金融「武富士」社員に対する捜査情報漏洩の見返りにビール券を受け取った地方公務員法違反容疑で書類送検され、退職した犯人・武田三郎が所長をつとめていた署である。
警視庁14職員にビール券1000枚 武富士への情報漏洩
大手消費者金融「武富士」社員に、警察の捜査情報が漏洩(ろうえい)された問題で、警視庁は二十二日、同庁職員十四人が、同社から合わせて千枚近いビール券を受け取っていたなどとする調査結果を公表した。同庁は「社会的儀礼の範囲だが、疑惑を招く恐れのある行為」として、それぞれ口頭で厳重注意した。
調査結果によると、武田三郎・元月島署長(五六)=地方公務員法違反容疑で書類送検、十八日付で退職=ら十四人が、平成五年から十三年までの間、武富士元社員の中川一博被告(四二)=業務上横領罪で起訴=ら渉外担当者からビール券(一枚当たり約六百円相当)を、計九百五十−九百九十枚受け取った。十四人のうち五人は、調査時点で退職者だった。
[産経新聞2003年7月23日(水)]
さらに、月島署は、武田三郎が在職中の昨年5月には、保管していた盗難バイクをさらに盗難されるという失態を演じている。
警視庁2署で証拠品盗難相次ぐ 車とオートバイ盗まれる
警視庁玉川、月島両署で今月、盗難事件の証拠品として保管していた乗用車やオートバイが相次いで盗まれていたことが分かった。両署は窃盗事件として捜査するとともに、証拠品の管理体制を見直すという。
調べによると、玉川署では今月五日、世田谷区内の駐車場に放置されていた盗難車を署の駐車場にレッカー移動したところ、三時間後に乗り逃げされた。
また、月島署でも七日、中央区内に放置されていた盗難オートバイを裏の駐車場に移動したところ、若い男が署員の追跡を振り切ってこのオートバイで逃走した。いずれも発見時にはカギはついておらず、両署では、窃盗犯が取り返そうとしたとみている。両署は「車輪止めを付けるなどの盗難防止措置を講じるべきだった。再発防止に努めたい」と話している。
[読売新聞2003年5月13日(火)]
とまあ、警察は、市民の正当な言論活動を監視し、弾圧する暇があったら、警察犯罪の違法な架空領収書問題や右翼・暴力団との癒着問題の解決や、一般刑法犯摘発に力を注ぐべきではないだろうか。
立川自衛隊監視テント村臨時ページ
http://www4.ocn.ne.jp/〜tentmura/