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(回答先: Re:911テロの事前情報をブッシュ(容疑者)が無視 投稿者 スーパー珍米小泉純一郎 日時 2004 年 3 月 23 日 00:07:56)
【ワシントン=永田和男】米ホワイトハウスの元テロ対策補佐官リチャード・クラーク氏が著書で2001年の同時テロの際のブッシュ政権の対応を批判している問題で22日、チェイニー副大統領、ライス大統領補佐官(国家安全保障問題担当)はじめ政権幹部がテレビやラジオに相次ぎ出演してクラーク氏の言い分に反論した。
ブッシュ政権は、オニール前財務長官が1月出版の本で「政権は発足当初からイラク攻撃の理由を探していた」と暴露した際には「我々は書評はしない」(マクレラン大統領報道官)と静観の構えだったが、今回は幹部総動員の異例の反撃に出ている。
マクレラン報道官は定例会見で、ブッシュ大統領が同時テロの翌日、クラーク氏にテロとイラクの関連を探るよう迫ったとの著書の記述については「大統領はそのような会話は記憶にないと言っている」として否定。政権がイラク攻撃の理由探しに躍起でアル・カーイダの脅威を認識していなかったとの著書の指摘は「まったく間違っている」と反論した。
報道官は「1年半前にホワイトハウスを辞めたクラーク氏がなぜ、選挙戦の過熱する今になって出版を決めたのか」「クラーク氏の大の親友が、今ケリー上院議員の顧問をしているランド・ビアーズ氏だった」とも語って、出版がケリー陣営を利する政治的な意図があるとの見方もほのめかした。
(2004/3/23/10:28 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040323i103.htm