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(回答先: 野党の「秘策」、散会宣告不発 与党の思うツボ? (朝日新聞)【民主の愚策は年金法案成立を早めただけ】 投稿者 ZUMA 日時 2004 年 6 月 05 日 12:50:57)
採決無効の提訴も 「散会」宣言無効で民主・岡田氏
http://www.sankei.co.jp/news/040605/sei017.htm
民主党の岡田克也代表は5日早朝、本岡昭次参院副議長の「散会」宣言が無効とされ、与党が参院本会議を続行したことについて「前代未聞のあってはならないことが起きた。このまま年金法案が成立したら、裁判で争うことになるかもしれない」と強く反発、場合によっては採決無効の提訴を行う考えを示した。
岡田氏は「誰が見ても与党の(「無効」という参院規則の)読み方は無理がある。その上、不信任の議長が議長席に戻って、副議長の宣言を退けた。瑕疵(かし)だらけだ」と与党側の対応を批判した。国会内で記者団の質問に答えた。
今泉昭民主党参院幹事長も記者会見で「政府、与党は委員会の強行採決と本会議でのウルトラC、二重の議会運営の汚点を残した。民主党は一斉に地元に戻り、今日の国会審議の在り方を有権者に訴えていく」と強調した。ただ、副議長の散会宣言について「憲政史上ない手だから私どもも本意ではなく、非常にちゅうちょしたが、党の代表、幹事長の指示に基づいて取り組んだ」とも述べた。
■前田英昭・元駒沢大教授(議会法)の話 何の説明もなく散会を宣言した本岡昭次参院副議長の行為にも問題はあるが、不信任案を受けている倉田寛之参院議長が、不信任案の決着がつく前に議長席に戻り、散会の無効を宣言したことは、議会のルールとしてありえない。隣にいる事務総長が、仮議長の選挙を行い、その仮議長の下で議事を進めるべきだった。また散会を無効として再開するにしても、散会したと思って帰ってしまった議員を呼び戻す手続きが必要だったのではないか。
厚生労働委員会でも、議事が残っているのに、質疑を打ち切り採決をした。多数決で何でもできるというのは問題だ。何のために議長は中立的な立場に立つのか。双方ともに政治的な思惑に基づいた行動だが、議会政治の基本原則を守らなければ、公正な運営はできない。
(06/05 08:18)
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以下はごたごたのオマケ記事です。事務総長の不信任成立なら前田氏の言うような方法も出来なかったのかな。
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作動しない押しボタン、勘違い起立…混乱の徹夜国会
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040605ia21.htm
5日朝の参院本会議で、民主党が年金改革関連法案の採決を引き延ばす目的で提出した川村良典・参院事務総長の不信任決議案を採決した際、押しボタン投票システムが円滑に作動しないトラブルがあった。
午前8時15分ごろ、倉田議長が押しボタンによる採決を締め切った。これに対し、共産党議員らが「ボタンを押しても投票の有効を示す議席のランプがつかない」とクレームをつけた。
このため、倉田議長は起立採決に切り替え、「賛成の諸君は起立願います」と改めて採決を行った。
ところが、自民党議員の多くが勘違いして、起立した。共産党議員が「何で賛成なんだ」「不信任成立か」と騒ぎ立てたが、議長は「賛成なし。否決しました」とその場を収めた。
参院事務局が後で確認したところ、「機械の故障ではなく職員の操作ミス」と判明したが、とんだ混乱ぶりに、自民党の閣僚経験者は「徹夜国会で人間も機械も疲れきっていた」と苦い顔だった。
(2004/6/5/18:47 読売新聞 無断転載禁止)