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(回答先: 年金法本会議採決議運に共産党が協力!! 投稿者 happyblue 日時 2004 年 6 月 05 日 10:06:53)
3時間に及ぶ長時間演説、牛歩戦術……。年金改革関連法案の採決阻止のため、民主党など野党が繰り出した術策の最後は民主党出身の本岡昭次参院副議長の散会宣言という「秘策」だった。しかし、与党の切り返しであっさり不発。誤算はどこにあったのか。
「これにて本日は散会いたします」
5日午前4時20分、議長席に着いた本岡副議長がいきなり「散会」を宣言すると、本会議場は抗議する与党議員の声で騒然となった。「それはできません」という事務方を振り切るように、本岡氏は退席した。
数日前から与野党内でささやかれていた本岡氏が主人公の「秘策」は2種類あった。(1)副議長が辞職すれば、後継選びで1日かかる(2)副議長が議長席にいるとき、散会宣言する――の二つだ。
ただ、(1)については与党も「与党が副議長を取って終わりだ」(公明党幹部)と否定的にみていた。残る(2)は本岡氏自身、4日午後の参院本会議直前、朝日新聞記者に「何も考えとらん」と言ってはいたが、結局これを選んだことになる。
しかし、与党は見切っていた。参院規則第82条によれば、議長が散会を宣告できるのは、すべての議事が終わった時。「理論武装」を固め、副議長不信任決議案の準備や、議長に代わる仮議長の人選も内々に進めていた。
自民党の青木幹雄参院幹事長は5日朝の参院議員総会で「副議長は散会はできない。願ってもない、想像しなかったことだ」と笑い声をあげた。
事実、長時間演説や牛歩戦術で4日の審議引き延ばしに成功し、5日未明に11本もの新たな決議案を提出して攻勢をかけていた野党は、倉田寛之参院議長があっさり散会の「無効」を宣言すると、一転守勢に。散会が有効とする立場上、本会議には出席しにくく、与党主導の議事運営を許す結果となった。
(06/05 11:30)
http://www.asahi.com/politics/update/0605/006.html
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ことここに至って少数野党に出来ることは、採決引き延ばしの抵抗のみ。野党第一党は最後の最後でいつもこう、しりすぼみの抵抗はみっともない。夜通しの牛歩はりっぱだが、せっかくの土日、国民へのアピールをみすみす逃した。