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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040603-00000824-jij-pol
終盤国会の焦点である年金制度改革関連法案は3日午後、参院厚生労働委員会で野党側が抗議する中、自民、公明両党が採決に踏み切り、両党の賛成多数で可決された。与党は4日の参院本会議で成立を図る。野党は与党が採決を強行したことに強く反発、廃案を目指して徹底抗戦する構えだ。同法案をめぐる与野党の攻防は最大のヤマ場を迎えた。
民主党は4日の本会議採決の先延ばしを狙い、小泉純一郎首相の問責決議案や国井正幸参院厚労委員長の解任決議案を連発する方針だ。このため、法案成立が5日にずれ込む可能性も出てきた。
参院厚労委は3日午後、首相も出席して締めくくり質疑を行った。共産、社民両党などの質問を残した状態で、自民党委員が質疑打ち切りの緊急動議を提出。動議を処理した上で年金法案を可決した。採決を阻止しようとする野党委員と与党委員が委員長席でもみ合いとなり、委員会室は騒然となった。
民主、共産、社民の野党3党はこの後、倉田寛之参院議長に対し、委員会採決の無効と法案差し戻しを申し入れたが、同議長は「国井委員長からは『何の瑕疵(かし)もなく採決された』と報告を受けた」と拒否した。
野党側は参院国対委員長会談を開き対応を協議。民主党の今泉昭参院国対委員長は記者会見で、「審議日程を一方的に破り、政党の発言権を封じた」と国井委員長の責任を問う考えを強調した。4日に本会議が開会された場合は、首相の問責決議案などに加え、倉田議長の不信任決議案や宮崎秀樹議運委員長の解任決議案を提出し、抵抗する姿勢も示した。(了)(時事通信)
[6月3日22時1分更新]