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午後1時過ぎの朝日サイトの速報版(http://www.asahi.com/politics/update/0522/001.html)によれば、
「 拉致問題で具体的な進展があれば、両首脳は国交正常化交渉の再開で合意し、首相が食糧25万トンをはじめ人道支援の再開を伝える方針。また、北朝鮮が事態を悪化させない限り、改正外為法などに基づく経済制裁の発動も見合わせる意向を伝える見通しだ。
02年9月の前回会談では、金総書記が拉致問題を認め謝罪した。同年10月には国交正常化交渉を再開したが、被害者家族の帰国や安否不明10人の再調査を巡り双方の主張が対立。核問題でも、北朝鮮の高濃縮ウラン生産計画が表面化したことに端を発し、北朝鮮が核不拡散条約(NPT)脱退を表明して、国際的に緊張が高まった。
首相は、膠着(こうちゃく)状態に陥った日朝関係を打開するためには、自らが再度訪朝して総書記と首脳レベルの意見交換を行う必要があると判断、政府・与党内の慎重論を押し切って決断した」
とのことだ。
これがもし年金問題で違法が発覚するなどして、民主・社民・共産の連立政権で同じことをやったら、弱腰外交、土下座外交などと、自民党(とくに安倍一派)や公明党(こちらは冬柴ですな)、マスコミ、家族会は激しく反発するだろう。
ところが、北朝鮮までわざわざ土下座をしにいった小泉に対して、「小泉首相以外に頼れる人はいない」(家族会)などの発言が相次ぎ、メディアも食料支援でも何でもやって、とにかく拉致問題解決を図るべきとの論調一色だ。
しかし、こんな決着なら、最初の訪問の直後でもできたはずだ。(阿修羅でもずいぶん主張されていた)
なぜ、2年近くも引っ張ったのか。
選挙対策か、マスコミ対策としか思えない。
しかし、こんなアホ政権を被害者家族も、日本国民も、右翼も、マスコミも黙認するだけだ。
北朝鮮脅威論はどうした?
餓死者が相次ぎ、明日にでも金正日体制は崩壊すると吹聴していた奴らはどうした?
金正日体制の延命を手助けするなと叫んでいた奴らはどうした?
旧社会党と自民党のかつての米支援を国辱ものと叫んでいた奴らはどうした?
この国には責任をとろうとする指導者はどこにもいないし、責任とれと追求する政治家も、マスコミも、国民もほとんどいない。
数十年、この国に生きてきたが、これほど暗澹たる思いに駆られる日々は始めてだ。