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(回答先: 世間と世界〜人質バッシングが明らかにしたこと(鈴木隆之) 投稿者 バックファイア 日時 2004 年 4 月 24 日 04:51:56)
要約すると、
・「自己責任」という言葉が使われているが、実際にはバッシング。
・「自業自得」と言いたがるのは、「被害者個人の問題だから自分は関係ない、自分は安全だ」と思いこみたいがため。
・しかし実際は自衛隊を派遣したことで、日本国および日本人は「業」を抱え込んでしまっている。
・そのような形で関与した以上は、今回のような事態も「覚悟」しておかなければならないこと。
かな?
以下蛇足。
今回のバッシングがなぜこんなに酷いのかよく分かる。それだけ不安が大きいということだ。
日本に暮らし日本人として海外に出れば、そのことのみを理由にテロに遭う可能性がある。戦争に関与したから、これからもそうしていくという選択をしたのだから、当然その「責任」もついて回るわけだ。
バッシングをしている人たちは、そのような「責任」から目を背けたいのだ。自分は安全だと思いたいのだ。スペインの列車爆破テロを脳裏に浮かべながら、自分は関係ない、そんな目に遭うはずがないと「確認」するために必死で被害者をたたいている。群れて傷をなめあっているわけだ。
「覚悟」していたはずの政治家・官僚、一部マスコミは、自分たちの責任を曖昧にし、「責任」の本来の意味を隠蔽するために、被害者バッシングへと世論を誘導する。
語のまったき意味において、みっともない。
一部を除く「右」寄り言論の人たちは、しかし何をそんなにうろたえているのか。被害者バッシングなどで醜態をさらしていないで、このテロと対峙するという緊張感をこそ愉しめばいいではないか。