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(回答先: Re: 17日からEU首脳会議/憲法草案が焦点に(ベルリン16日豊田剛) 投稿者 カムイ 日時 2004 年 6 月 18 日 02:07:44)
カムイさん、こんばんは。
>「独仏がリベラル系のフェルホフスタット・ベルギー首相を推薦することで一致。」は、
>「B欧州憲法に“神”という言葉を含めるかどうか」に関係しているのではないでしょうか。
>仏・独を動かす政治力は、エンセンさんらが「空耳板」で投稿されているダヴィニョンに
>絡み、ローマ法王庁の強力な後押しを受けてのものでしょうか。
どなたか詳しい方が解説してくれるといいんですが……
カムイさんの疑問に答えるものではありませんが、以下は産経の最新記事です。
「憲法」「委員長」で調整 拡大EU、初の首脳会議開幕
【ブリュッセル=山口昌子】欧州連合(EU)は十七日、二十五カ国体制への拡大後、初の首脳会議(欧州理事会)を開き、二日間の日程で欧州憲法の採択とプローディ欧州委員会委員長(イタリア)の後任選出を図る。先の欧州議会選挙で英仏独伊の主要国で軒並み政権党が敗北した上、低投票率で欧州への無関心ぶりが露呈されただけに、EUでは憲法採択などにより求心力の回復を図りたいところだ。
議長を務めるアイルランドのアハーン首相は同日、「非常に建設的な出会いを希望している」と述べ、各首脳に憲法採択と後任委員長任命への協力を要請。憲法採択に関しては十六日、争点となっていた決定方式の修正と、序文の「キリスト教」への言及を削除するなど妥協案を提示した。
また、ポーランドなどが反対している欧州委員(閣僚に相当)の定数(草案では十五人)も、二〇一四年までは各国一人を確保し、以降は十八人に削減する−とした。
憲法序文に「キリスト教の伝統」を明示するか否かの問題では、明示派のイタリアやポーランドと、「非宗教」を自国憲法でうたっている仏などの反明示派が対立していた。最終案では言及されておらず、明示されない見通しだ。憲法採択は全会一致のため、妥協は無理とみたアハーン首相が議長判断で削除した。
一方、十月末に任期満了となるプローディ委員長の後任は十七日のワーキング・ディナーで指名の予定だが、難航しそうだ。議長はベルギーのフェルホフスタット首相を推薦し、仏独などが支持しているが、英、イタリアなどは首相がイラク戦争に反対したこともあり不支持の姿勢だ。英国や指名を最終的に承認する欧州議会は当初、ルクセンブルクのユンケル首相を歓迎していたが、首相が先の総選挙で勝利して「続投」を表明したため、欧州議会第一党の中道右派、欧州人民党は会議直前に欧州委員会のパッテン対外担当委員(英)を正式に推薦すると発表した。これに対しフランスは「委員長の指名は首脳会議が行うのであって政党ではない」と抗議するなど混沌(こんとん)状態だ。ベルギーのデハーネ前首相の名もダークホースとして急浮上している。(産経新聞)
[6月18日2時50分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040618-00000009-san-int