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(回答先: 小杉巡査長自供に関しては、脳機能学者の苫米地英斗氏によるカウンセリングと、その後のひと悶着なんてのがありました。 投稿者 クエスチョン 日時 2004 年 7 月 09 日 21:54:37)
下記記事中のところで、
> 銃撃事件発生の約30分後、実行役の男たちが車に乗り込んできた。そ
>の際、コートを貸した男から「『救済』をしたのでクリーニングに出して」
>と言われたという。
30分も「現場から約400メートル西の路上に駐車した車」にモタモタしていたなんて、チョット信じられないですね。
最初、実行犯が自転車で逃走したと言うのを聞いたときには、実に念入りに計画したものだと舌を巻きました。普通、自転車で逃走などと聞くと、むしろ漫画的かもしれません。しかし、周辺の地理を知っているものから見ると一番合理的な逃げ方だと思います。マンション敷地の一角を除いては、民家と言うか長屋の密集地です。下見をしていてから逃げるのであれば絶好の条件だと思います。曲がりくねった自転車だけが通れるような道も網目のようにあります。かと言って、例えば比較的戦後に町が出来た荻窪のように、駅に向かって道が伸びている感じで道同士の横の繋がりが比較的少ないと言うのでもない。1キロ前後のところに都電の駅だけで5つもあり、また地下鉄日比谷線の南千住・三ノ輪、JR南千住、京成の町屋、千代田線の町屋、JR三河島、京成三河島と交通手段に事欠きません。
別に閑静な住宅街と言うのではなく、アクロシティ以外は人の多い密集地域なので、最初の逃走時に急ぐ以外、誰にも怪しまれることなく平然と自転車を転がせます。5分〜15分もすれば安全に逃げられると思います。
※なお、周辺の駅はどれも放置自転車の多い駅です。盗難自転車だったらまず特定するのは無理でしょう。一度、自転車を探すのを手伝ったことがあります。見覚えがあるのを探すのでも大変でした。
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長官銃撃「事前に知らされず」と説明 逮捕の元巡査長【asahi.com記事】
http://www.asahi.com/national/update/0710/002.html
国松孝次・元警察庁長官銃撃事件で、殺人未遂容疑で逮捕された元オウム真理教信徒で警視庁元巡査長の小杉敏行容疑者(39)が、事件当日の行動について「教団の敵の調査活動だと思っていた」と供述していることがわかった。銃撃計画を事前には知らされていなかったと説明しているとみられる。しかし、警視庁は、教団が当時置かれていた状況などから、何らかの事件に関与しているとの認識はあったとみている。
小杉容疑者の供述によると、銃撃事件5日前の95年3月25日、元幹部の井上嘉浩被告(34)から「女性幹部に電話をするように」と電話で指示があった。電話をかけると「教団を陥れようとする勢力を調べている。協力してほしい」と頼まれたという。
待ち合わせ場所の地下鉄駅に行くと、元幹部の端本悟被告(37)に似た男と見知らぬ男の2人が待っていた。3人で車に乗って国松元長官の自宅マンション周辺を下見した。しかし、この時は「長官の自宅だとは知らされなかった」などと述べているという。
事件当日の朝は、東京・本郷の警視庁寮に端本被告に似た男が車で迎えに来た。現場近くに着くと、この男の要求に応じてコートを手渡したという。さらに、現場から約400メートル西の路上に駐車した車の助手席で待機するよう指示された。この時も「教団の敵の調査活動」と思っていたという。
銃撃事件発生の約30分後、実行役の男たちが車に乗り込んできた。その際、コートを貸した男から「『救済』をしたのでクリーニングに出して」と言われたという。
教団には人類を「救済」するためには殺人でも許されるといった趣旨の教義があった。小杉容疑者はこの時受けた印象については具体的な説明を避け、「自分は教団に利用されただけ」と供述しているという。
捜査幹部は「仮に事前に計画を知らされなくても、当時の教団が置かれた状況や下見に行くなどの行動をみれば、何らかの事件に関与していると認識できたはず」と指摘している。 (07/10 06:04)