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(回答先: 虚偽の摘発実績で警察官表彰 兵庫県警の捜査書類偽造(朝日新聞)−−−「問題があれば是正したい」だけ? 投稿者 竹中半兵衛 日時 2004 年 7 月 01 日 19:06:24)
書類偽造は20年前から、異動に伴い拡大 兵庫県警
朝日新聞 7月1日
http://www.asahi.com/national/update/0701/009.html
兵庫県警自動車警ら隊が実績作りのために虚偽の捜査書類を作成していた問題で、書類の偽造が約20年前から始まり、10年以上にわたって常態化していたことが、県警の特別捜査チームの調査でわかった。95年の阪神大震災では、応援に駆けつけた他府県警の警察官から不正をやめるよう求められたが、改まらなかったという。県警は、当時の隊員らからも事情聴取を進め、組織的な不正行為の全容解明を急ぐ。
特別捜査チームのこれまでの調査で、記録が残っている02〜03年に同隊が取り扱った約7000件の捜査書類のうち、約300件で書類の改ざんが確認されている。同チームが約180人の全隊員と、かつて同隊に所属した警察官らから事情を聴いたところ、不正処理が20年前にはすでに行われていたことが判明した。
震災当時、県警は全国から延べ約40万人の警察官の応援を得て、被災者の救助活動や交通整理などにあたり、同隊にも多数の警察官が配置された。この際、同隊員と2人一組でパトカーに乗り、被災地を巡回した複数の他府県警の警察官が、書類の偽造などを確認。同隊員やその上司に「やり方が間違っている」「不正を直ちに中止すべきだ」などと求めたが、無視されたという。
その後、異動などで新たに入隊した警察官にも偽造の手口が広まり、今回の調査では、阪神、神戸、姫路の3方面隊すべてで不正が確認された。
県警は、書類の偽造に関与したとされる隊員ら約100人と、監督責任のある上司らを大量処分するとともに、9月の定期異動で対象者を異動させる考えだ。 (07/01 08:16)