現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件13 > 710.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
23日午前8時45分ごろ、東京都渋谷区渋谷2の東京メトロ半蔵門線渋谷駅地下1階の定期券売り場付近で、東京メトロ渋谷駅務区統括駅務係の西岡茂雄さん(32)(埼玉県鴻巣市大間2)が、中年の男に右腹部を拳銃で撃たれた。
西岡さんは重傷を負って病院に運ばれた。意識はしっかりしているという。朝のラッシュ時間帯で駅は大混雑していたが、通勤通学客らにけがはなかった。撃った男は逃走、警視庁渋谷署は殺人未遂事件とみて男の行方を追っている。
同署などによると、西岡さんは、銀座線渋谷駅での泊まり勤務を終え、着替えのため、洗面道具などを入れた紙袋を持って地下1階にある半蔵門線の駅事務所に向かっていた。この時、近づいてきた男に「よこせ、よこせ」と紙袋を奪われそうになり、もみ合いになって撃たれたという。男は紙袋を持って逃走した。
現場から約50メートル離れた駅事務所にいた駅助役2人が「パン」という乾いた発砲音を聞き、駆け付けた時には、西岡さんはあおむけに倒れていたという。
現場近くの防犯ビデオには、男が西岡さんの後方から近づき、前に回り込んで発砲する様子が映っていた。
撃った男は、年齢50歳、身長1メートル60くらいで、白髪交じり。白いワイシャツにうす茶色のズボンをはき、サングラスをかけていた。
西岡さんは男と面識がないといい、同署は物取りの可能性もあると見ている。
渋谷駅はJR、東急、東京メトロ、京王各線が乗り入れる有数のターミナル駅。半蔵門線渋谷駅の利用者は1日平均約42万人。
事件直後、半蔵門線渋谷駅では利用客らが出口に殺到、構内は一時、パニック状態に。しかし、発砲が改札口の外で起きたため、同線は平常通り運行された。
都内の駅での発砲事件は、1994年10月、東京・品川区の京浜急行青物横丁駅で医師が拳銃で撃たれて死亡した事件以来。
(2004/6/23/13:48 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040623it04.htm