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(回答先: 植草元教授、初公判で無罪を主張(JNN・読売新聞) 投稿者 エンセン 日時 2004 年 6 月 17 日 16:46:19)
植草初公判全容すごい中身、盗撮AV大量所有…
過去にも女性ひざ触り罰金
大量の痴漢ビデオ、女高生の下着、のぞき風の写真…。JR品川駅で今年4月、手鏡で女子高生(15)のスカート内をのぞいたとし、東京都迷惑防止条例違反の罪に問われた元早大大学院教授でエコノミストの植草一秀被告(43)。17日午後、東京地裁での初公判では、JR横浜駅で女性を物色し、JR品川駅のエスカレーター犯行に及ぶまでの一部始終が断罪された。スマートな容姿と穏やかな語りの経済評論とはかけ離れ、冒頭陳述では女子高生やスカートに執着する倒錯した性癖も明らかに。「法廷の正義に誓って、無実潔白」。検察との全面対決を打ち出した植草被告だが、社会的にも絶体絶命のピンチに立たされた。
【無実潔白】
植草被告は罪状認否で、「(公訴事実は)事実ではありません」と手鏡ノゾキを全面否認し、「法廷の正義に誓って私は無実潔白と申し述べます」と主張した。
濃いグレーのスーツに黒系ネクタイのいでたちで503号法廷に入った植草被告は、心持ち緊張気味の表情。小さいながらもハッキリした声で、「植草一秀と申します」と答えた後、裁判長に職業を聞かれ、「大学の教員をしておりました」と応じた。
【302人が列】
人気経済コメンテーターという華麗な経歴を持っていた植草被告の“弁解”をこの目で見ようと、地裁には、26席の傍聴券を求め、実に302人が列を作った。
報道陣も植草被告の姿をとらえようと、東京地裁正門前などで、カメラを携えて待ち構えていたが、姿を現さず。無罪を主張する割には、正々堂々とする入廷シーンは見られずじまいだった。
【過去にも同様の犯行】
冒頭陳述では、平成10年6月に、女性のひざを触るなどして、神奈川県迷惑防止条例違反で、罰金5万円の前科を披露され、植草被告自身の性癖も暴露された。
植草被告は一切動じることなく、ほぼ無表情のまま、廷内を見つめるように、身動きせずに被告席に座っていた。
犯行に使用したとされる手鏡が証拠として示され、検察官に「当時、所持していたものですね」と尋ねられた際も、「だと思います」と小さな声で答えるのみ。
【のぞきや痴漢への性癖】
冒頭陳述で、検察側は植草被告の性癖を白日のもとにさらした。
植草被告はかねてから、女子高生などのスカート内部をのぞき見ることや、女子高生などに対する痴漢行為に強い性的関心を持っていた。
犯行当時、所有する乗用車内に、女子高生らのスカート内部の盗撮を内容とするアダルトDVD2枚、女子高生らに対する痴漢を内容とするアダルトDVD10枚の市販のアダルトDVD合計12枚を所持していた。
自宅居室内に盗撮を内容とするアダルトビデオテープ8本、痴漢を内容とするアダルトビデオテープ3本を含む市販のアダルトビデオテープ計12本を所持していた。
【女高生の下着購入】
植草被告は女子高生風の制服やミニスカート、下着を購入したうえ、女性に着用させ、スカート内をポラロイドやデジタルカメラ、携帯電話機のカメラで撮影することを繰り返していた。
犯行当時、車内に制服やミニスカートなどを着用させるなどした女性を被写体とし、立たせたり、四つんばいの姿勢にさせたうえ、スカート内をのぞくようなアングルで撮影した画像多数を含むポラロイド写真合計240枚、および合計238件の画像が記録されたデジタルカメラのピクチャーカード合計15枚を所持していた。
携帯電話にも、平成14年12月21日付から平成16年3月20日付保存の画像のうち、前同様のアングルで撮影された画像31件を保有していた。
【横浜で物色】
植草被告は犯行当日の16年4月8日、横浜市内のホテルで開催された研究会の昼食会に講演者として出席。午後2時10分、中高生対象の衣服などを販売する店舗が多数入るJR横浜駅駅ビル「横浜シァル」に立ち寄った。
2階から3階に向かう上りエスカレーターに乗った際、前方に立っているスカート丈の短い制服を着用した女子学生2人に視線を向けた。
この場面を目撃した鉄道警察隊の警察官2人は、植草被告が盗撮やのぞきを画策していると考え、追跡を開始した。
植草被告は女子学生2人の2段下に立ち、手鏡を持った右手を体の前にひじを曲げて下ろしたが、それ以上の行動を確認できなかった。
短い制服着用の女子学生2人が京浜東北線ホームの階段を上り始めると、植草被告は急ぎ足で移動。上り列車に乗車、JR品川駅で降車した。
【ハンカチを添えて】
スカート丈の短い制服を着た女子高校生が上りエスカレーターに向かうのを発見。小走りにエスカレーターに乗って2段下に立ち、1段下にカバンを置き、わざわざ右足を前に出した。
午後2時59分ごろ、女子高生のスカート内を所携の手鏡に映してのぞき見るため、ハンカチに乗せた手鏡を右手に持ち、その右手を1段下の段に乗せていた右足の太股の上やや内側に鏡面が上を向くように置いて、背後からそのスカートのすそ下付近に手鏡を差し出し、犯行に及んだ。
【植草一秀被告】東大経済学部卒。京大助教授などを経て、野村総合研究所主席エコノミストに。テレビ番組でも活躍し、第23回石橋湛山賞受賞。著書に「日本の総決算」など多数。現在は東京都港区内に妻子と暮らしている。
■高木勝・明大政経学部教授の話 「経済評論家として、よきライバルとして、タイムリーなコメントをし、私にしても『なるほど』と思うところが多かった。若手で、今年から早大大学院の教授にもなり、これからというときに自ら道をふさいでしまった。ホント『どうなっちゃったのかな』と思わざるを得ないほど、常識では理解しがたく、情けない。裁判にしても、ダイエー問題や政治絡みの経済案件で真っ向から立ち向かうのなら話はわかるが、テーマがテーマなので、時間の浪費にも思える。残念でしようがない」
■評論家、塩田丸男氏の話 「ああいう性癖の人は、病気だからしようがない。ただ、(ノゾキなどは)反社会的行為だから、それを犯した自己責任の罪は償わなくてはならない。個人的にもああいうたぐいの人物を知っているが、仕事については非常に優秀でも、性癖は治らない。どこまで自制心を保てるかどうかだろう。今後の復帰については、世間の目が許すかどうかだが、世間の目といってもいくつもある。彼を支援する人などもいるようだし。ただ、支援をしていて、彼の性癖が治るのか、という疑問はある」
【手鏡のぞき事件】
植草一秀被告は4月8日午後3時ごろ、東京都港区のJR品川駅高輪口の上りエスカレーターで、女子高生(15)の後ろに立ち、手鏡でスカートの内部をのぞいたとして、神奈川県警鉄道警察隊に都迷惑防止条例違反で現行犯逮捕された。
鉄警隊はJR横浜駅でテロ警戒にあたっていたが、午後1時ごろにミニスカートの女性をつけ回すなど不審な動きをしていた植草被告を目撃。尾行の末、犯行現場を押さえて逮捕した。
植草被告は逮捕直後、「やっていない」と容疑を否認していたが、警視庁高輪署に移送されるや、「ストレスでやった」「申し訳ないことをした」と容疑を認めた。
その後、手鏡の所持は認めたが、「のぞこうとしていないし、のぞいていない」と、一転して容疑を否認。4月10日の拘置質問にも「誤認逮捕」を主張した。28日に起訴され、5月10日に保釈保証金300万円で保釈された。
翌11日に、弁護士を通じ、「(逮捕時に)何もしていませんとハッキリ否認したが、ポケットから手鏡が出てきたからというだけで警察署に連れていかれた。認めればすぐに釈放するという警察官の強い説得に負けた」と弁明した。
約1カ月の拘置中も無実を訴え続け、初公判に向けて「身の潔白を証明するため命を懸けて戦い抜く」と意気込んでいた。
植草被告は5月7日、昨年4月から務めていた早大大学院教授を解任された。
ZAKZAK 2004/06/17
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_06/t2004061719.html