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(回答先: <小6同級生殺害>加害女子、10人と交換日記(毎日新聞) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 6 月 14 日 21:23:26)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040614-00000211-yom-soci
長崎県佐世保市の小6女児殺害事件で、長崎家裁佐世保支部(小松平内裁判長)は14日、観護措置中の女児(11)に対する第1回少年審判を収容先の長崎少年鑑別所(長崎市)で開き、精神鑑定を行うことを決めた。鑑定人も指定した。
最高裁によると、小学生への精神鑑定は3例目。今後、同級生を校内で殺害するに至った女児の心を解き明かす作業が進められる。
審判は、小松裁判長ら裁判官3人が鑑別所に出向く「出張審判」の形で、午後3時から約35分間、非公開で行われた。女児と両親、付添人の弁護士3人、家裁支部の書記官、調査官各1人が出席した。
小松裁判長は、女児に本人であることを確認する人定質問を行い、非行事実などを告知。事件に対する弁解などを聞いたとみられる。女児は警察などの事情聴取に対し、非行事実を認めていたが、この日の認否について付添人は「コメントは控えたい」としている。
家裁支部は今後、鑑定留置を決め、観護措置をいったん中断する。留置期間中は、鑑定人(精神医学の専門家)が犯行当時の精神状態を分析する。家裁は鑑定書の提出を受けて、審判手続きを再開し、鑑定結果を参考にしたうえで処遇を決める。観護措置は15日までだが、さらに2週間延長できる。
非行事実によると、女児は今月1日午後零時20分ごろ、大久保小(出崎睿子校長)で、同級生の御手洗怜美(みたらい・さとみ)さん(12)を校舎3階の学習ルームに連れ込み、いすに座らせたうえ、首をカッターで切りつけ殺害した。
付添人は、女児との面会を通じ、「今の冷静沈着な態度と、残虐な犯行とのギャップを埋めきれない。普通の精神状態では説明できない」として精神鑑定を申請していた。家裁も犯行動機や事件の背景を解明するには鑑定が必要と判断したとみられる。
審判終了後、付添人の川添志(のぞむ)弁護士は鑑定実施について「女児の更生につながることはもちろん、同世代の子供を持つ親や社会が抱く不安感を取り除くことに役立つものとなれば」と話した。
一方、怜美さんの父親で毎日新聞佐世保支局長の恭二さん(45)は代理人の弁護士を通じ、「人の心の奥底を精神鑑定で本当に見極めることができるのか、私には分かりません。でも彼女がなぜ怜美を殺さなければならなかったのか。そこにつながる何かが、見つかることを強く期待しています」とのコメントを発表した。(読売新聞)
[6月14日21時13分更新]