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http://www.nagasaki-np.co.jp/press/syou6/kiji/2004061202.html
ネットに個人情報 加害女児のファンサイトも
佐世保市の小六女児同級生殺害事件で、家裁送致された加害女児(11)や被害者の御手洗怜美(さとみ)さん(12)の顔写真など、個人情報がインターネット上の掲示板にさらされている。中には加害女児を崇拝する「ファンサイト」も出現。法務局の削除作業も追い付かない状態だ。専門家は「社会の病理を映し出している」と指摘する。
「顔写真求む」
「これが本物だ!」
ネット上の掲示板には事件発生以降、加害、被害双方の女児と称する顔写真が無数に出回っている。「犯人の名前は○○と確定しました」として、氏名、住所、家族構成、関係者の自宅写真など個人情報を掲載。加害女児の生い立ちや「影響を受けた物」など百以上のテーマで匿名の書き込みが行われている。
中には、加害女児にニックネームを付け「可愛い」「悪くない」と一方的に崇拝するサイトや、マスコミ報道を基に、犯行時の状況をイラスト、小説化したものなど、被害者感情を逆なでするようなものまで目に付く。
長崎地方法務局などはこれらの書き込みについて、「重大な人権侵害に当たる」と判断。掲示板の管理者に削除を要請し、十日までに六十九件が削除された。しかし、削除してもすぐに新たに書き込まれ「いたちごっこ」の状態。法務省人権擁護局調査救済課は、「現行法下では、管理者に削除をお願いするしかない。被害回復のためにはプライバシーを侵害された『被害者』が民事裁判に訴えるしかない」という。
匿名性の陰に隠れ、ネット上の掲示板に個人情報を掲載、ひぼう中傷する事例は近年頻発している。昨年の長崎市男児誘拐殺害事件では加害少年とされる顔写真が流れ、イラクの日本人人質事件では、人質三人を「自業自得」と非難したり、三人の住所が掲示板に出て家族に中傷の手紙が大量に届いた。
上智大の田島泰彦教授(メディア法)は、「今回の事件で言えば、加害少女の顔写真や実名をネットで流すのは明らかに少年法に触れる。しかし、少年法に縛られ、事件の情報が発表されないことも陰でさまざまな憶測を呼ぶ一因」と指摘。さらに「ネット上では本来、自由な言論が保証されるべきだが、悪質な書き込みが続けば公権力の介入を招く。管理者や利用者がマナー、ルールを守らなければならない」としている。
2004年6月12日長崎新聞掲載
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★時間が無いので詳しいコメントは書けませんが、ネット規制への第一歩は始まりつつあると感じます。
http://www.asyura2.com/0403/nihon13/msg/472.html
今回の事件はいくつものキイワードがありますが、そのうちの一つが「ネット」。
2ちゃんねるは、あらゆる陣営からのリークと喧伝の場と化しています。
言うなれば「ネット戦争」です。
NEVADA(加害少女の愛称)ブームも、偶然を装った必然として計算されていたかもしれません。
その場合のキイワードは「オタク文化」です。
加害少女の作品(イラストや詩など)の「鑑定」とやらを、TVなどで専門家と称する怪しげな人々や
芸能人、識者などにより、「奇妙な絵」などと、いとも安易に行われていることは危険です。
あの程度で「奇妙」などと異常扱いして片付ければ安心できると考えたいのでしょうが
あのくらいのイラストや詩など「普通」に多くの子供が書いています。あの少女だけが特別なのではありません。
この辺を頭に入れておかなければ、今回の事件のこの部分↓
>専門家は「社会の病理を映し出している」と指摘する。
は容易には理解できないと思います。
私は以前にも書いた通り基本的にノンポリですので、各政党と企業、宗教団体との繋がり癒着に関しては門外漢なので
詳しい方にお任せしています。が、今回の事件についてはバール神さんの
http://www.asyura2.com/0403/nihon13/msg/526.html
>私には、左翼、右翼、宗教勢力が一体化して、外国勢力に操られる形で行った犯罪だと思えてなりません。
この考えに近いと思っています。