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Re: 補足も含め。巧妙「目隠し、椅子、背後から切り付ける」はイ
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投稿者 ジャック 日時 2004 年 6 月 12 日 06:52:13:TYMgPpMHOY6Yk
 

(回答先: 補足も含め。巧妙「目隠し、椅子、背後から切り付ける」はイラク報道のイメージの利用。と、一つの仮説。 投稿者 Sちゃん 日時 2004 年 6 月 11 日 09:00:42)

皆さんの分析に頭が下がります。
私も現在ニュースで垂れ流されている情報に嘘臭さを感じていますので。
加害少女(便宜上)を初めから犯人と決めつけない考え方に賛成です。

これまで出てきた状況を、私なりにじっくりと考えたのですが、
加害少女の「救急車を呼んで」という言葉は今までで一番信憑性が高い気がします。
もしもそれを聞き取った5年生の教師が、加害少女に罪を着せようとする一派側ならば、
その情報は不利になるから出さないと思うからです。
また、「私じゃない、私の血じゃない」という言葉も、六年生クラスの多数の生徒が聞いていた
可能性があり、作為的に作られたシナリオでは無さそうな気がします。
この言葉が出るという事は、前段階として加害少女のズボンの裾と手についていた血を、
担任教師が加害少女自身の血だと勘違いして対応した事はあきらかです。
また、この言葉にも、「出血していた」以上の、殺したとか死んだなどのニュアンスが無いのも気になりました。


私は加害少女が、怜美さんを傷つけたのは確かだが、その時は致命傷では無かったのではないかと
思えてなりません。死んだのかを確認していたような記事がありましたが、それであれば
「救急車を呼んで」などという発想が出てくるはずも無く、その時点では加害少女は救急車を呼べば
助かる望みがあると考えていたに違いないはずです。

では、加害少女が五年生教師に保護されている間に、御手洗怜美さんの息の根を止めたのは
誰なのか。

担任教師は、加害少女が持っていたカッターナイフをその場で取りあげ、学習ルームに向かったと
あります。そしてその後パックリと拳骨が入る程開いていたという首の傷には目もくれず、
手首の止血をおこなっていたといいます。これはありえない話です。
しかも見に来た生徒に「来るな!」と征し、十数分の二人だけの時間を持っています。
この十数分のあいだに、カッターを持っている担任教師が、後始末として首を切り離そうと
したのではないでしょうか。
イラクでのニコラス・バーグ氏の残殺ビデオが、ネット上で出回り、あれを少女が見て
真似たという説を2ちゃんねるなどでちらほら見かけましたが、
あのビデオの首を切っていたのは、いかにもマッチョな大男でした。
はたして小柄な小学生の少女が、あれを真似られると思うでしょうか。話題になっている
バトルロワイヤルや前日放送の二時間ドラマでも、カッターや刃物で首を切るシーンは
あっても、切り落とすシーンは無かったのではないかと思います。

今回の事件はあきらかに首を切り落とそうとした努力が見られます。
どちらかというと、バーグ氏事件の真似をして首を切り取り、”完全”に殺そうとした、
バカな大人の臭いが、被害者の最終的な状態からはするのです。

真犯人には、とどめを刺す理由があったはずです。
加害少女が斬り付けた後、倒れているがまだ息のある怜美さんを、発見した者が、
怜美さんが回復して供述されては困る事を抱えていたとすれば、きっと完全に死亡するようにとどめを刺すでしょう。

冤罪説には、部外者が学習ルームに居て、加害少女は目撃していただけという考えもあるようですが、
もし、そうならば加害少女が「知らない人」「おじさん」などの言葉が、他の生徒達に聞こえても
不思議が無いはずです。しかし今回はそれを、他生徒の前で言えるタイミングがあったにも
かかわらず、彼女は言っていません。また、部外者が彼女に罪を着せようと考えたのなら、
そのタイミングを作らせないだろうと想像できます。(加害少女を気絶させて現場に置くなど)

今回の加害少女の態度は、自分の犯行と少女自身信じているかのように見えませんか。
でも、致命傷ほどの傷をつけたつもりは無いのに、いつのまにか怜美さんの傷は大きかったと聞かされ、
自分の記憶に自信を無くしている態度にも見えるのです。
学習室に呼び出し、加害少女が怜美さんを斬り付けたまでは、事実かもしれません。
また、出血する怜美さんが、気絶するまで蹴ったりはしたかもしれません。ここまでなら、ただの切れた子供の度の過ぎた喧嘩で終わるはずです。「私の血じゃない」も自然に聞こえますし、
喧嘩後のクールな態度もありえます。
しかし、今回の事件が大きく取り上げられるに至った原因は、猟奇的とされる、首が落ちる程の深い傷であり、
ここは本人の記憶に本当に無いことなのかもしれないのです。

また、ひょっとしたら、彼女はその後の担任教師によるとどめの事を知っているのかもしれません。
だとすれば、後始末人と加害少女の間に秘密の約束がある可能性も無くはありません。
これはとても下衆な発想なのですが、その秘密こそ、怜美さんに語ってほしくない事だった
としたら、という可能性です。担任教師が学習ルームに走る間際、加害少女に「あとはまかせなさい」
と、言っていたとすれば・・・。少女の口は重くなるに違いありません。

探偵気取りで語るのは嫌なのですが、数日この事ばかり考えて眠れないので、
自分の頭を整理するために書いてしまいました。
バカな妄想と流していただいてけっこうです(特に後半)。失礼いたしました。


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