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(回答先: 金子氏@Winny逮捕と輸入CD禁止にみる産業界の意向 投稿者 Q太郎 日時 2004 年 5 月 12 日 13:00:33)
Q太郎さん、こんにちは。
仕事にリーチがかかり余裕がなくなりました為、簡単にですが。
>と、ここまで考えて思ったもう1つのことは、要するに既得権益を持つ人々は「匿名性」のメディアが嫌いなのだな、ということだ。ここでいう「既得権益を持つ人」とは、JASRAC(日本音楽著作権協会)である。今回の話のどこにも名前が出てこないが、この事件の影の主役がJASRACであることは明白だ。
>追記:
5/12朝に更新された「切込隊長Blog 俺様キングダム」のエントリによれば、警察をけしかけたりして糸を引いているのは、JASRACではなくRIAJ(日本レコード協会)の大御所だそうな。ちょっと外しましたが、まあ似たような団体ってことで勘弁。しかし「(レコード店の)売り上げが半分になっても(中古屋、レンタル屋含め)あらゆるコピーを差し止める」とは、すさまじいまでの執念ですな。もはや経済合理性がどうとかいうレベルを超えてます。再販制度の甘い蜜恐ろしや…
こういうことが出るとまず叩かれるJASRAC自体には、それほど力は
ありません。JASRACは所詮業界関係者によって動かされている団体
です。権限のレベルで言えば、作曲家協会等の著作人格権者の団体と
同じ程度になるでしょう。
RIAJの利権は著作権だけでなく、流通の部分にも絡んできます。そ
して利権と言えばRIAJのみならず、プロモーションに携わる会社、
マネージメントに携わる会社等々音楽産業自体の利権は音楽産業自
体に留まらず複雑多岐に渡り、その力関係もとても複雑です。
そして一番の当事者である著作人格権者(著作者)の発言権はほとん
どないと同じなのが現状です。
今回の一連の動きの一番のポイントは、流通等のインフラを握る企
業や団体と政府の思惑が一致した時に、どういうことが起こるのか、
そしてそれが表現の世界において知財保護、セキュリティ保護の名で
すでに淡々と進んでいるという部分だと思っています。
参考投稿
Winny開発者逮捕へ 京都府警が全国初
http://www.asyura2.com/0401/it05/msg/485.html 以下スレッド