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(回答先: 宮城県警報賞費:浅野知事、自ら関与し調査へ(毎日新聞) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 4 月 22 日 08:28:28)
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040423k0000m040071000c.html
宮城県警の捜査報償費に絡む疑惑で、県警は22日、浅野史郎知事の要請に応じ99年度報償費関連文書を全面開示した。ところが、知事が記者団に開示の事実を明らかにしたことなどに東川一本部長が反発。「協力者の保護や捜査に支障が出る」として直ちに文書を回収し、23日に予定していた捜査員への聞き取りにも応じない方針を伝えた。県警の協力の下、報償費の使途を解明するという知事の狙いは、県警との全面対立という思わぬ方向に発展した。
知事の要請は16日、東川本部長に、文書で伝えられた。仙台市民オンブズマンが99年度の報償費支払先などの開示を求めた訴訟(知事が被告)に対処するためとし、(1)同年度分の捜査報償費支出に関する一切の資料の確認(2)資料に基づく捜査員への聞き取り調査の2点を「23日までに実施したい」と申し入れた。
これを受け、県警は捜査員名や協力者名も含め、すべての関連文書を黒塗りせずに開示する方針を決定。警察庁とも協議した上で22日午前、県会計課を通して知事に開示し、23日には3人の捜査員への聞き取り調査を認める方針も伝えていた。
県警が態度を硬化させたのは、その数時間後に浅野知事が記者団に発言した内容。知事は文書開示があったことを明らかにし、「これで正常、当たり前に戻ったと受け止めている」と述べた。
これに対し、東川本部長は22日午後、緊急記者会見を開き、県との間に(1)捜査員からの聞き取りや文書開示の事実の公表を控える(2)文書の書き写しを控えるとの合意があったと指摘。知事の発言と、開示時に同席した県職員が文書をメモした行為が合意に反するとして、「真摯(しんし)に対応してきたが、知事の対応には大きな疑念を抱かざるを得ない」と非難、協力を中断する考えを示した。
文書の回収は知事が不在時に行われた。浅野知事は同日夕、「事前に約束した覚えはない」とし、23日に改めて県警に協力を要請する考えを表明した。【鈴木英生、山寺香】
毎日新聞 2004年4月22日 20時22分