現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件12 > 489.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 遺伝子スパイ事件、岡本被告の米への引き渡し認めず【読売新聞】 投稿者 処方箋 日時 2004 年 3 月 29 日 12:13:18)
米国の遺伝子スパイ事件で、研究試料を盗んだとして経済スパイ法違反で起訴された理化学研究所元研究員で医師、岡本卓(たかし)被告(43)について、東京高裁(須田賢裁判長)は29日、米国への身柄引き渡しを認めない決定を出した。引き渡しが認められなかったのは初めて。
同高裁は、これまで東京高検が審査請求した日本人8人を含む31人について、すべて引き渡しを認めており、法務・検察当局の大きな失点となった。引き渡しは米国政府が公式ルートで要請しており、米国側の反発が予想される。
岡本被告がアルツハイマー病の研究試料を持ち出したり破壊したことが、日米間で「双罰性」があるかどうかが争点となった。検察側は今月10日の審問で「日本の窃盗罪や器物損壊罪などに当たる」と主張し、岡本被告側は「試料には秘密性も財産的価値もなく、経済スパイ法違反にも窃盗罪にも当たらない」と反論していた。
岡本被告は99年7月、米オハイオ州のクリーブランド・クリニック財団研究所でDNA試料の一部を損壊し、一部を持ち出して、必要な試料を日本に持ち込んだとされる。【渡辺暖】
[3月29日10時9分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040329-00001011-mai-soci