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(回答先: 従業員側「勝訴」で和解 石川島播磨の差別訴訟(中日新聞) 投稿者 エンセン 日時 2004 年 3 月 22 日 17:55:48)
石播、1億6800万円で和解 共産支持者らに賃金差別
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共産党支持や組合活動を理由に賃金・昇級差別を受けたとして、従業員と元従業員の計8人が石川島播磨重工業(本社・東京都千代田区)を相手に約3億4000万円の損害賠償を求めた訴訟の和解が22日、東京地裁(多見谷寿郎裁判官)で成立した。同社が過去の賃金や解決金として計1億6800万円余を支払い、「今後、思想差別をしないことを従業員に徹底する」と約束した。
訴えていたのは、都内や埼玉県内に住む元従業員5人と現役従業員3人。00年3月に提訴した。
裁判を通じて、同社は共産党の党員や支持者の従業員をゼロにするために「ZC(=ゼロ・コミュニスト)計画管理名簿」というリストをつくっていたことが判明した。
和解条項で同社は「名簿に基づいて差別的な人事が行われたと疑われてもやむを得ない」と認めて遺憾の意を表明。原告の8人について、85年にさかのぼって昇級し、過去の差額賃金約1億470万円を支払うとともに、解決金6400万円を支払うと約束した。
さらに、会社側は、思想差別や性差別、不当労働行為がなくなるよう、全従業員に指示し、幹部の教育も徹底するなどの再発防止策も盛り込んだ。
思想差別をめぐっては、東京電力(東京都)、中部電力(名古屋市)、関西電力(大阪市)の電力各社や、安川電機(北九州市)でも長期にわたって争われ、会社側が差別を是正する形で和解した例がある。
(03/22 16:25)
http://www.asahi.com/national/update/0322/024.html