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(回答先: タイヤ脱落:ダンプカーの後輪2本 北海道・函館 [毎日新聞]【三菱ふそう製以外のトラック】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 17 日 20:06:38)
三菱ふそうトラック・バス製の大型車で金属部品「ハブ」が破損し、タイヤ脱落事故が相次いだ問題で、横浜市で死亡事故が起きた約1年後の昨年3月、同社の技術者が「ハブ破損は整備不良とは関係が少なく、耐久試験に問題があった」と欠陥を指摘するリポートを社内研修会で発表していたことが分かった。同社は一貫して「ハブ破損は整備不良」と国土交通省に説明していたが、リポートは大きく食い違う内容で、同省は経緯などを調べている。
リポートは「ホイールハブ耐久試験方法について」と題する文書。今月上旬、同社が国交省に「設計上の問題があった」と認めてリコールを決めた際に提出した。
同省などによると、リポートは部品の技術担当者がまとめたもので、同社が80〜90年代に製造し、設計変更してきたハブについて「耐久性を調べる実車実験を実施していない」などの事実を挙げたうえで「強度評価が十分でない」と指摘していた。整備不良による摩耗と破損の因果関係についても疑問を投げかける内容などが記述してあったという。
国交省は02年1月の死亡事故後、同社に再三説明を求めたが、同社は「整備不良車で摩耗が進み、破断に至った」と主張した。今回、国交省にリポートを提出した際には「技術者の個人見解で、社としてのものではない」などと説明したという。【武田良敬】
[毎日新聞3月19日] ( 2004-03-19-12:51 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040319k0000e040051000c.html