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大量の産業廃棄物が不法投棄されている現場=18日午前、岐阜市椿洞
岐阜市の産廃中間処理業者が、廃プラスチックなど少なくとも約52万立方メートルの産廃を無許可で同市の山林に埋め立てていたことが18日までに、岐阜県警生活保安課と岐阜北署の調べで分かった。
香川県・豊島(てしま)に不法投棄された産廃約56万立方メートルに匹敵する規模で、処理方法や費用が大きな問題となりそうだ。
県警は約7年間にわたって投棄を続けていたとみている。岐阜市はこの間、毎年この業者に立ち入り検査をし、数回にわたって行政指導をしたが実態を正確に把握できておらず、「大気汚染の調査や撤去費用を含め関係機関との協議を始めた」(環境指導室)と話している。
この業者は岐阜市椿洞の「善商」。中間処理と収集運搬の許可しか受けていないのに、同社の敷地に隣接する山林などに無許可で産廃を積み上げたとして、岐阜県警は廃棄物処理法違反の疑いで10日に同社を家宅捜索するとともに、山林の現場検証を17日まで続けるなど強制捜査に乗り出していた。
その結果、廃プラスチックや建築廃材の木くずなどを3−4メートル積んだ上に数十センチの土砂をかけ、さらに産廃を積み上げる方法を繰り返し約52万立方メートルを埋め立てていたことが判明。しかし、途中で地中から有害な硫化水素が発生したため検証はいったん中断した。
県警は同社の帳簿などを調べて全容解明を進めるとともに、会社関係者や搬入業者らを摘発する方針。
(03/18 13:02)
http://www.sankei.co.jp/news/040318/sha053.htm