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(回答先: 産廃不法投棄:岐阜市の山林に「豊島」上回る規模 [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 19 日 17:11:54)
岐阜市の山林に大量の産廃が不法投棄されていた事件で、環境省は十九日、現地でごみの現状などの情報収集を行うため職員四人を派遣した。岐阜市から発見が遅れた経過も含め事情を詳しく聞き、現場を視察する。
環境省は「捨てたところに覆土してあるため、なかなか見つけられなかったと報告を受けている」としている。
派遣したのは、本省廃棄物・リサイクル対策部の二人と中部地区環境対策調査官事務所の二人。
小池百合子環境相は記者会見で「きちんとやっている業者にはメリットがあり、そうでない業者は取り締まる形で廃棄物処理法の改正を図っている。不法投棄でもうけさせない仕組みづくりも大切だ」と話した。
この事件では、岐阜市の産廃中間処理業者「善商」が隣接する谷間に五十二万立方メートル以上の廃プラスチックや木くず、がれきなどを少なくとも約七年間にわたり埋め立てたことが判明している。
《岐阜新聞3月19日付夕刊一面》
産廃業許可取り消しも/細江市長検討/市議会委と現場視察
岐阜市椿洞の廃棄物関連業者「善商」による国内最大級の産業廃棄物不法投棄事件で、細江茂光市長と市議会厚生委員会が十九日午前、現場を視察した。細江市長は同社の産廃の収集運搬と焼却など中間処理の許可取り消しを検討していることを明らかにした。
同事件は善商が最終処分業の許可を受けず、一九九七(平成九)年ごろから、会社敷地に隣接する谷間に廃プラスチックなど建設廃材を不法に埋め立てていた。県警が廃棄物処理法違反の疑いで調べている。
現場は、県警の調査で少なくとも約五十二万立方メートルが埋まっているとされ、土をかけながら何層にもわたって産廃が積まれていた。細江市長は吐き気をもよおすほどの異臭を放つごみの山に表情をこわばらせ、「想像以上にひどい。自然への冒涜(ぼうとく)だ。私はこの状況を知らなかったが、年一回検査に来ているので気付くべきで、残念だ。産廃業者の許可取り消しは当然のこと。一刻も早く状況を調査して業者に原状回復を求めていきたい」と話した。
また、厚生委員会の丸山慎一委員長は「これはひどい。経緯が分からないが、市は環境循環都市を掲げており、本腰を入れて解決しなければならない」と語った。
細江市長は午後から、市役所で記者会見して、今後の対応などを説明する予定。
《岐阜新聞3月19日付夕刊社会面》