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東京大は16日、同大大学院工学系研究科(東京都文京区)の男性助教授(36)が、研究室の男子大学院生に繰り返し暴行したなどとして懲戒免職処分にした。また、研究室の責任者である男性教授を減給3カ月、大垣眞一郎・同研究科長らを厳重注意処分にした。
同大広報室によると、助教授は02年5月ごろから1人の大学院生に対し、研究の進ちょくの不十分さなどを理由に「人間性が腐っている」などの暴言を言い始めた。同年9月からは顔を平手でたたく、正座させて腹部をけるなどの暴行を加えるようになった。昨年5月には毎朝8時の登校を命じ、9月には過去2カ月間に遅刻した罰金として現金10万円を支払わせた。
同研究科は大学院生からの相談を受け、調査委員会を設置。この助教授が過去、別の大学院生3人に暴言を言い、うち1人には00年春から約1年半の間、暴行を繰り返していたことも判明した。
助教授は理由を「熱心に指導した」と話している。
東大で分かっている70年以降、学生への暴力で助教授以上が懲戒免職となった例はない。大垣研究科長は文書で「助教授の行為は決して許されない。二度とこのような異常な事件が発生しないよう、再発防止策を徹底したい」とコメントした。【斎藤良太】
[毎日新聞3月16日] ( 2004-03-16-23:40 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040317k0000m040122000c.html