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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040313-00000020-nnp-kyu
福岡県警の捜査費不正流用疑惑で、同県警の内部調査チームは十二日、元警部が銃器対策課で裏金づくりにかかわったと証言した一九九五―九九年度のうち、関係書類が破棄されずに残っている九八、九九の両年度を当面の調査対象期間に定め、当時の課長ら三十数人の課員への事情聴取を進めていることを明らかにした。銃対課以外の部署についても今後、調査範囲に含めることを示唆した。同日の県議会警察委員会で調査チームを指揮している渡辺達哉・総務部長が報告した。
元警部は、銃器対策課在職時の一九九五―九九年、計約六千六百万円の裏金づくりに関与したと証言。渡辺総務部長はこのうち九八、九九年度の関連書類を基に、捜査費の支出先を精査する一方、当時の課長、次席管理官や捜査員を聞き取り調査の対象とし聴取を始めたことを明らかにした。調査結果の報告時期については「元警部と連絡が取れず、めどがたたない」としながらも、四月中旬の警察委員会で中間報告を行う方針を示した。
元警部が「裏金づくりのマニュアルが各課にあった」と証言している点については「警察庁作成の正規の会計処理マニュアルしかない」と、その存在を否定。調査チームに第三者を加えるか否かについても「事件捜査にかかわる」として、あらためて否定した。
■オンブズマン 住民監査請求
福岡県警の捜査費不正流用疑惑で、市民オンブズマン福岡(児嶋研二代表幹事)は十二日、県監査委員に対し、不正流用額を明らかにし、賠償を求めるよう県知事に勧告することを求める住民監査請求を行った。
請求後、児嶋代表幹事は「県警も内部調査を進めているが、市民が可能な限りの手段で情報を明らかにしていくことが必要」と話し、請求が退けられた場合は住民訴訟を起こす意向も示した。
請求したのは、児嶋代表幹事ら同オンブズマンの会員六人。(西日本新聞)
[3月13日2時14分更新]