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(回答先: 神戸連続児童殺傷の加害者男性が仮退院 (読売新聞) 投稿者 エリヤ 日時 2004 年 3 月 10 日 11:47:43)
今日は、「酒鬼薔薇聖斗」こと少年Aの関東医療少年院からの仮退院が大きく報じられた。
法務省当局やメディアや官房長官がいかに弁明しようとも、このような公表が「少年のため」などではありえないことは明白である。
目的は何か? 図らずもNHKのニュースで、保護観察中の必須条件の一つとして、「犯罪性のある人物との交際を禁じること」と説明されていた。
A氏の犯行という既成概念を完全なものとし、それに異議を唱えるものを「犯罪性のある人物」としてA氏周辺から排除し、冤罪説を封印し尽すことが狙いであろう。
官僚、警察、裁判官、マスコミ、政治家がこぞってA氏の人生を暗黒の袋小路に閉じ込めようとしているわけだが、そんな中で、A氏の母親が発表したコメントは注目に値する。
曰く、2002年5月の時点で、面会した息子に向かって、「冤罪ということはありえへんの?」と尋ねたというのだ。
これは、今になっても彼の両親は彼の犯行であることを完全に納得させるような証拠を得ていないということだ。
母親からの質問に対して、A氏は目に涙を浮かべ、下を向きながら「ありえへん」と答えたという。
これはなかなかに含蓄のある描写である。この記述は、現時点で彼女に発することのできた最大の心の叫びだと言えないだろうか。
この事件は、まだまだ終わってはいない。