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(回答先: 本当のことが知らされないアナタへ:「坂本弁護士一家殺害事件」で見せた神奈川県警のデタラメな対応 [麻原国選弁護人渡辺脩氏の著作より] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 09 日 02:10:27)
麻原裁判の一審判決(2月27日)が下されたあと、私は知り合いの弁護士に聞いてみた。
「弁護士というのは、いつも無罪の主張をしなければならないものなのか」
「そんなことはありませんよ。私もある筋から麻原弁護をやらないかと打診されたが、『死刑になっても構わない、という一札を入れるのが条件だ』と答えたら、そのままになった。麻原の場合、犯罪はだれの目にも歴然としているのだから、安息して死に赴くことができるような立場からの弁論ができたはずだ」
という返事だった。なるほど、そうであってほしい。弁護士は社会正義を実現するための職業なのだから、有罪がはっきりしているのに、被告の人権をタテに無罪を言い張るのは許しがたい。
現に、オウム裁判でも、K・H被告(一審死刑、控訴中)を担当した弁護士は、前もって、
「死刑だぞ」
と通告している。K・Hは、
「わかっています。よろしくお願いします」
と頭を下げた、という話を聞いた。
ところが、麻原を担当した12人の国選弁護団はどうだ。麻原を〈本物の宗教家〉と評価して、
「事件は弟子たちの暴走であって、被告には止められなかった」
と無罪を主張したのである。約8年間の審理で、4億2000万円の弁護費用が支払われたのは税金の無駄遣い、といった批判も目立ったが、そんなことは思わない。もっと高額でも正当な弁護が行われればいいのだ。判決の日、渡辺脩弁護団長は死刑判決を強く批判したあと、
「いま終わってほっとしている。(12人は控訴審を引き受けないので)新しい目で見直したほうがいい」
と、疲れ切った表情で最後に本音を漏らしたそうだ。
あきれ果てる。見直せ、とは何を言いたいのか。とにかく、この人たちからは、極悪非道のテロリストに対する人間としての憎しみ、怒りが感じ取れない。いまでも心底無罪を確信しているのだとすれば、なにかの鑑定が必要ではないか。
弁護士の無資格者を人格的に判定する発見器のようなものがあれば、もっと手っ取り早い。腹の底から腹が立つ。
http://www.mainichi.co.jp/eye/iwami/sunday/2004/0321.html