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(回答先: 警察と政府のデタラメな動き:山本美保さんの“不拉致”報道をめぐる疑問 − 遺体が山本さんであるかどうかも断定はできないし、殺人者が野放しにされている可能性も − 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 06 日 15:40:12)
「なぜ今になって」は、部外者でも不自然さを感じます。
仮に美保さんが殺害されたものと判明した場合でも、とっくに時効が成立しているこの時期に
突然かつ断定として発表された経緯は、何らかの意図があったと疑われても仕方ないです。
少なくとも「これで解決」とか「拉致ではない」などと言える段階ではなく、
「平壌で目撃した」という情報の信憑性が低くなったという印象でしかありません。
北朝鮮の工作員による「拉致」が「北朝鮮まで生きて連れ去られた」と定義しているかのような
報道のされ方はとんでもないことで、当人の意志を無視して強制的に連れ去られた段階で
搬送中の国内であろうと自宅の前であろうと拉致は拉致です。
今回のような報道のされ方は、連れ去ったことは認めたもののぞんざいな調査で
不自然な事故による死亡と災害による遺骨の流失という報告だけよこした
全く誠意の感じられない北朝鮮側の対応ぶり通ずる憤りを感じます。
失踪人の捜索願いが管轄を離れて国内に情報が行き渡るのがどれくらい時間が掛かるものか
捜査状況を知らない人間にとってはあずかり知らない領域ですが、これが拉致であってもなくても
バッグは4日後に発見されたのに「失跡直後に山形県の海岸で見つかった身元不明遺体」が
届け出と照合されるまでの気の遠くなるような時間の経過は、真摯な対応という印象には程遠いです。
こうした不手際が発覚した以上、警察はこれまでの捜査体制を見直す時期でもあり
問題点の調査や責任の所在追及だけでなく、今後のあり方についての指針を提示すべきでしょう。