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(回答先: 真優ちゃん無念、死亡を確認…救出作業及ばず [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 28 日 17:08:36)
新潟県中越地震で、長岡市内の土砂崩れに巻き込まれた同県小出町の主婦皆川貴子(たかこ)さん(39)ら母子3人のうち、最後まで安否が不明だった真優(まゆ)ちゃん(3)の死亡が28日、確認された。真優ちゃんの遺体は車内に残されたままだが、県はレスキュー隊員の危険を避けるため、遺体の収容作業を中断することを決めた。
地震から6日目を迎え、避難者の疲労も重なり、この日、車内で避難生活をしていた40歳代と80歳代の女性2人が急性心不全などで死亡し、地震による死者は計35人となった。
真優ちゃんの救出作業は、夜を徹して続けられたが、岩や鋼材に阻まれた。県は新潟大の法医学者を呼び、触診を依頼。午後零時20分、死亡が確認された。胸や腹部を圧迫されての窒息死で、ほぼ即死状態だったという。これを受け、泉田裕彦知事は「死亡が確認された以上、消防隊員を危険にさらして作業を続けるわけにはいかない」と述べ、レスキュー隊の応援要請を取りやめることを決めた。今後の作業については未定で、高橋正樹副知事は「早急に関係機関と協議して判断したい」と話している。
避難者は同日午後5時現在、37市町村に9万9111人。土砂崩れの恐れなどがあるとして、長岡市や小千谷市など19市町村の1万9829世帯に避難指示・勧告が出されている。
この日亡くなった川西町野口、主婦野沢悦子さん(48)は午前6時ごろ、寝泊まりしている車から降りた後に突然倒れた。十日町病院に運ばれたが、肺そく栓症で死亡した。十日町署は、避難生活や散乱した家の後片づけでの過労などが原因とみている。
同日正午ごろには、広神村の自宅で寝ていた佐藤松野さん(84)の様子がおかしいのに家族が気付いた。病院に運ばれたが、まもなく急性心不全で死亡した。
小出署によると、佐藤さんは自宅と自動車を行き来する生活を続けており、地震後の過労やストレスが原因とみられている。
新潟地方気象台によると、この秋一番の冷え込みを記録した28日と比べ、29日はやや寒さが和らぐものの、最低気温は長岡市で7度、十日町市で5度と予想されている。
(2004/10/28/23:21 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041028it13.htm