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(回答先: 越新幹線の浦佐−長岡間にある魚沼トンネルが路盤が盛り上がるなど、復旧のめどが立たないほどの被害【毎日】 投稿者 木田貴常 日時 2004 年 10 月 26 日 01:27:15)
【新潟県中越地震】
上越新幹線、復旧に1カ月以上 トンネル・橋の被害深刻
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http://www.asahi.com/special/041023/TKY200410250360.html
新潟県中越地震で「とき325号」が脱線した上越新幹線の浦佐−長岡駅間をJR東日本が調査したところ、脱線現場付近の4本のトンネルや高架橋の橋脚45本に、コンクリートの崩落や線路の盛り上がりなどの深刻な被害が出ていることがわかった。トンネル内部は線路の下の路盤が数十センチ盛り上がり、橋脚は内部が破壊されたものが見つかった。復旧までは1カ月以上かかるとみられ、今後の調査結果によってはさらに数カ月延びる可能性もある。
被害は「とき325号」が脱線して止まった地点の前後十数キロに集中している。最も被害が深刻なのは、停止地点の約5キロ浦佐寄りの「魚沼トンネル」。線路下の路盤が数十センチ盛り上がり、線路を押し上げる変形があった。壁から1メートル大のコンクリート片が多数落下しているのも見つかった。トンネル内部が変形したことで、測量をし直したり、路盤を交換したりする処置が必要になりそうだ。
高架橋は45本の橋脚でコンクリート崩落などの被害が出た。魚沼トンネルよりも約1キロ浦佐駅寄りの高架橋の橋脚では、コンクリートが破損し、内部の鉄筋が押し曲げられる被害が8本で見つかった。左右に逆方向の力がかかったことでコンクリートが破壊される「剪断(せんだん)」があったとみられる。最も被害本数が多かったのは脱線現場に一番近い村松高架橋で28本が被害を受けた。
上越新幹線は越後湯沢−新潟間で運転休止が続いている。JR東日本は被害調査と復旧作業をしているが、余震が続いているためにはかどっていない。トンネル内部の調査に加え、線路の再敷設などに最低でも1カ月以上かかる見通しだ。 (04/10/26)