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信濃川左岸の水田で、地震を起こした断層の可能性がある段差が見つかった。水たまりの帯(右)から車の前(左側)を結ぶ線を通っている
信濃川左岸に段差、地震の断層か 現地調査の教授が発見
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http://www.asahi.com/science/update/1025/001.html
新潟県中越地震で、同県小千谷市と越路町の境界付近の信濃川左岸で、段差などのある直線的な地形を、現地調査に入った陶野(とうの)郁雄・山形大教授(災害科学)が見つけた。段差は北北東―南南西方向へ数百メートルにわたる。余震分布と方向が一致しており、陶野さんは地震を起こした断層の可能性があるとみている。
断層に見える地割れや段差のある地形は、水田やあぜ道に数百メートルにわたり直線状に続いている。あぜ道を十数センチの段差が横切っているほか、延長線上の舗装道路も亀裂が横断している。
陶野さんは「ここに走っていた活断層が、圃場(ほじょう)整備などで見えなくなっていたのかも知れない。延長線上の岩盤のような所でも同様の跡があれば、活断層の可能性が高まるだろう。詳しく調べる必要があると思う」という。
付近を見た卜部厚志・新潟大助教授(地質学)も「断層かどうかまだはっきりしないが、軟弱地盤でこれほどくっきり出るのは珍しい」という。
一方、現地の写真を見た松田時彦・東京大名誉教授は「(断層だと)写真だけでは断定はできない」としながらも、「道路を横切り、長く続いているので断層の可能性は大いにある。詳しく調べるべきだ」としている。
また、東京大地震研究所の阿部勝征教授も断定は避けながら、「大規模な地割れか断層の可能性がある。ただ断層なら、推定される位置より西側にずれている。地盤の悪い信濃川沿いなので、地下の液状化による地割れが広域に発生した可能性がある」と話している。 (10/25 16:55)