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(回答先: 「商品にならない」キャベツ畑覆う火山灰…浅間山噴火 [読売新聞]【当日まで“供給調整”で廃棄処分していたのに】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 02 日 21:14:20)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040903i205.htm
噴火した浅間山から飛散した「軽石」が、地中から新たに噴き上がってきたマグマ活動で生じた可能性があることが、東京大学地震研究所の調査でわかった。
今回の噴火が単に火口付近にたまったガスが爆発したのではなく、マグマ活動の活発化を伴っているとすれば、今後、再噴火につながる恐れもあるという。
軽石は、火口の北東約3キロ・メートルにある群馬県嬬恋村の駐車場に多数降った噴石のうち、数%ほどの割合でまじっており、大きなもので10センチ程度。マグマから噴き上がった火山ガスによる気泡が見られるのが特徴だ。吉本充宏・同研究所助手(33)は、「噴火が単純な水蒸気爆発でなく、2000年ごろから注入された新たなマグマが顔を出した、といえる」と分析する。見つかった軽石では、草が焦げていたケースもあり、マグマで熱せられ、落下時でも200―300度の高温だったとみられる。
現地調査に加わっている信州大の三宅康幸教授(火山学)は、「一過性の噴火ではなく、もっと地中深くからのマグマによるものと考える。ただし今後の再噴火との関係は何とも言えず、注意して推移を見守る必要がある」という。気象庁も軽石を採取しているが、「新たなマグマによるものかどうか、現段階では不明」としている。
(2004/9/3/14:55 読売新聞 無断転載禁止)