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(回答先: ブラックホールめぐる理論は「誤り」=ホーキング博士、来週発表へ−英誌(時事) 投稿者 ネオファイト 日時 2004 年 7 月 15 日 14:58:58)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20040716k0000m040070000c.html
著名な宇宙物理学者のスティーブン・ホーキング英ケンブリッジ大教授が来週、アイルランドで開かれる学会で、ブラックホール内の情報は外部には出てこないとする自説を撤回し、新たな理論を発表する見通しだ。14日付の英科学誌「ニュー・サイエンティスト」が報じた。
ホーキング博士は76年、ブラックホールは「ホーキング放射」と呼ばれるエネルギー放射を続けながら質量を失い、最後には消失するとの理論を発表した。ホーキング放射には内部の物質に関する情報は含まれず、ブラックホールが消失すれば内部情報はすべて失われると提唱した。
しかし、この理論は量子力学と矛盾することから「情報のパラドックス(矛盾)」と呼ばれ、物理学界の長年の難問とされてきた。
ホーキング博士は「ブラックホールの強大な重力場が何らかの形で量子力学の問題を解決するだろう」として、矛盾は量子力学の理論の側にあると主張してきたが、同誌によると、最終的には、ブラックホール内の情報が外部に漏れ出す可能性があると、自説の誤りを認めたとみられる。
ホーキング博士は学会関係者に「私は情報のパラドックスを解決した。これについて話したい」と手紙を送ったが、詳細な計算結果などは明らかにしていないという。【西川拓】
毎日新聞 2004年7月15日 20時01分