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(回答先: 土星探査機『カッシーニ』、衛星フェーベのデータから太陽系誕生の秘密解明へ【WIRED】 投稿者 ほっくん 日時 2004 年 6 月 25 日 18:58:37)
NASAなどの無人探査機カッシーニによる角度を変えた観測データから合成した土星の衛星フェーベの表面。一番くぼんだ部分が青で高度が高くなる順に緑、黄、赤と色分けされている(NASA提供・共同)
土星の衛星、彗星と類似 米探査機観測で判明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040624-00000103-kyodo-soci
【ワシントン23日共同】米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所は23日、無人探査機カッシーニが今月11日に最接近した土星の衛星フェーベについて、成分が彗星(すいせい)と似ているなどとする観測結果を発表した。
太陽系が形成された際に、火星など惑星の構成成分にならずに、取り残された天体である可能性が高いとみられる。こうした天体が至近距離で観測されたのは初めてで、今後の詳細な分析に期待がかかりそうだ。
分析によるとフェーベは氷と岩石、炭素化合物などで構成され、表面にはいん石が衝突してできたとみられる多数のクレーターがあった。
フェーベとよく似た性質の天体は、海王星の軌道の外側にある「カイパーベルト」という場所に多く集まっており、太陽系の起源や進化の解明に役立つとして天文学者の関心の的になっている。(共同通信)
[6月24日12時46分更新]