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(回答先: 神秘のセドナ:NASA 投稿者 HAARP 日時 2004 年 3 月 17 日 04:38:38)
HAARPさん、今晩は。
Science@NASA のセドナの記事、丁寧に解説して頂き、大変参考になりました。
今回のNASA 発表のポイントは、セドナの位置と軌道にあり、セドナが、予測されたオールト雲とカイパーベルトの間に位置し、かつ、その楕円軌道がオールト雲の中の天体の軌道に似ているという部分だと思います。
発表のそれ以外の部分は全部、推論。しかも、軌道についても計算上のことで、今後、訂正の可能性もあり得ます。
> ブラウン博士は何十億年も昔になんらかの天体が太陽付近を通過したときに、オールト雲のなかの彗星様の天体を押し出して、「内側のオールト雲」を作ったのだろうと推論している。
ここでは、ゼカリア・シッチン訳出のシュメール神話のニビル星を思い出します。
幻想的なシュメール神話(私も大好き!)に心躍らせるのは構わないのですが。
> また、このブラウン博士はセドナを「氷河期」の相関性を仄めかしているが、一方で昨今の「気候変動」や「温暖化」が氷河期しかも「突然の」のものをもたらすという「科学的」な報告も多い。これは奇妙な一致と言えるだろう。
最近約100間に渉り太陽から遠ざかっている冥王星は、それ故、どんどん冷えていると従来は考えられてきたのに、2002年にはローウェル天文台で「冥王星の温暖化」を示唆するデータが得られたというニュース(CNN)もありました。
これは、地球が温暖化する主たる要因として、人間の振る舞いを挙げる説の根拠が揺らぐということでもあります。
これに対して、温暖化の主因を、「2012年に地球がフォトン・ベルトを潜る予兆である」などの終末論的なディスインフォメーションもよく登場します。このお話には、プレアデス星人も登場します。
> かつて恐竜が絶滅したような天文学的災害は、単体の「隕石」ではなく「彗星の雨」が降り注いだというところが、最近の考古学の分野でも言われているが、NASAのこの見解はそれを裏付ける「意図」があるように見える。
> セドナは「惑星」としてはまだ、あまりにも「神秘的」なもので、最近の天文学の発表はどちらかというと、カイパーベルトやオールト雲などの「彗星の巣」をイメージ付ける要素も高いと思う。彗星の雨が隕石となって降り注ぐという映画のプロットもよく見かける。
オールト雲はまだ仮説。さらに、「内側のオールト雲」も今回登場しました。
『地球が「彗星の巣」をくぐる時に、衝突の影響で急激な「氷河期」になる。』と仮定してみても、『だから「世界政府」が地球を管理すれば人類は救われる。』という方向へ誘導するには、論理的飛躍がありすぎのような気がします。
今迄も、JPL職員の情報公開を極端に抑制し、露骨な情報操作で知られるNASAのこと、差し当たり、宇宙関係予算を大幅確保するための援護射撃にはなりそうですが。