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(回答先: オオクチバス駆除指針作成へ 環境省、調査委設置し議論【朝日新聞】外来種規制に釣り業界は反対←保護団体が批判「法律骨抜き」 投稿者 エイドリアン 日時 2005 年 1 月 19 日 20:28:47)
http://www.asahi.com/national/update/0207/021.html
滋賀県が琵琶湖で釣ったブラックバスなど外来魚の再放流(リリース)を禁止する条例を制定したのは不当だなどとして、タレントの清水國明さん(54)らバス釣り愛好家が、条例に従う義務がないことの確認や、外来魚の駆除事業への補助金支出差し止めなどを求めた訴訟の判決が7日、大津地裁であった。稲葉重子裁判長は「県の判断は十分な合理性があり、条例は適法」として、原告側の請求を全面的に退けた。
滋賀県は琵琶湖の在来種のニゴロブナやホンモロコなどがブラックバスの一種のオオクチバスやブルーギルに食べられて減少しているとして、レジャー利用適正化条例を制定。03年4月以降、釣り上げた外来魚を再放流する「キャッチ・アンド・リリース」を禁じた。
オオクチバスなどは先月31日、生態系に悪影響を与えるとして外来生物法で飼育や放流などが規制される「特定外来生物」の第1陣の候補リストに入った。同法は釣った後の再放流までは禁じておらず、県条例に対する裁判所の判断が注目されていた。
訴訟では、在来魚の減少に、外来魚による食害がどの程度影響しているか▽条例が外来魚駆除に有効かどうか――などが主な争点になった。
原告側は在来魚の減少は「護岸工事などによる生息環境悪化や産卵場所の縮小のため」と主張。琵琶湖で長年続く、刺し網などを使った漁法や、県が県漁連に委託して進める外来魚駆除事業で在来魚が巻き添えになっていると指摘した。
一方、県側は「ブラックバスの胃からは在来魚介類が出ており、外来魚が、琵琶湖の固有の生態系に大きな影響を与えていることは科学的根拠に基づく事実」と反論。再放流の禁止は、外来魚の駆除に効果があるとして、条項に合理性はあると主張した。
(02/07 15:40)