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(回答先: クマはなぜ里へ下りてくるのか (河合雅雄) 【神戸新聞】 投稿者 まんまんちゃん 日時 2004 年 12 月 30 日 01:17:02)
龍神村で初めて捕獲されたアライグマ(24日、龍神村で) |
捕獲されたのは、村役場から約1キロ離れた東地区の、集落に近い谷川沿い。24日朝、近くの住民が仕掛けたイノシシなどの狩猟用ひもわなにかかっていた。体長約60センチと大型で、重さは計測していないが丸々と太っている。
近くの集落では昨年夏、スイカ畑が動物に荒らされていたといい、住民らは「アライグマではないか」と話していたという。福井や下柳瀬、湯ノ又の各地区でも数件、アライグマの目撃情報があり、家庭菜園で被害が相次いでいた。
村は昨年9月から猟友会などと相談し、下柳瀬地区と湯ノ又地区に一つずつ、鉄製のおりを設置していた。
今年6〜7月には、甲斐ノ川地区、福井地区でサツマイモ、ナス、トウモロコシの被害報告が3件、同村役場に届けられたが、アライグマかどうかは分からなかった。
田辺市でアライグマの調査をしている、ひき岩群ふるさと自然公園センターの鈴木和男さんは「これまで中辺路町水上で捕獲例があり、龍神村にいても不思議ではない。今後、DNAを調べ、どのグループに属し、どのように広がってきたのか見極めたい」と話している。
アライグマ これまで人が育てた耕作物に依存した形で繁殖して生息域を広げてきた。龍神村のような果物などの耕作面積が少ない山間部で捕獲例が出てくるということは、山も移動の障壁にならず、耕作物に依存しない個体が増える可能性がある。農作物被害以外にも、人に感染する寄生虫が発見されており、狂犬病など伝染病の媒介動物になることも考えられ、県も根絶を目指している。