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(回答先: 治安維持法と闘った反戦川柳作家、(つるあきら)って誰?(反米嫌日戦線) 投稿者 尾張マン 日時 2004 年 9 月 23 日 16:52:37)
http://blog.livedoor.jp/honamikp61/archives/5794101.html
川柳ブログ 帆波の「句箋苦闘」
2004年08月15日
戦時下の川柳今日は終戦記念日である。実際のところ敗戦記念日なのだろうか、開放記念日なのだろうか、太平洋戦争が終わって59年になるが、どこかあやふやなまま黙祷をする自分がいる。
戦争を川柳はどう捕らえるのか。「戦争は悪だから反戦を詠う」それだけの川柳でいいのだろうか。
手と足をもいだ丸太にして返し 鶴彬
これは太平洋戦争中に発表された句である。鶴彬に関しては引田六郎さん
http://blog.goo.ne.jp/mshibata620/
がご自身のブログの中で取り上げておられますが、当時の言論、思想統制の中でもこういう句を作る、いや作ってもいいんだという、川柳の凄さを垣間見ることが出来る。
「川柳に見る戦時下の世相」から数句ご紹介する。
非常時の乞食黙殺されている 有馬郎
レストラン変な名前の飯ができ 粋花
白米の味を忘れる長期戦 漫山
統制は米の色まで変わりだし 凡楽
なかばからもうないらしいパンの列 月兎
配給所で鮪裂いてるのは見たが 鋭々
よく噛んで食べればまたも石を噛み 鬼外
木炭車血の一滴のビラが揺れ 清史
主婦の友もう御化粧の秘訣なし 武士
標語だけ貼って店頭無愛想 惇夫
長期戦神社このごろよく儲け 日満子
産むだけは統制令に除外され 窓花
憲兵に親子の情をどなられる 春渉
あの方も神の妻かと振り返り 上棟
川柳の創造力、精神力は想像以上に逞しいことを多くの方に知っていただければ幸いである。
「雑感」 帆波
英霊の叱責聞こえないですか
総理辞めても靖国へ行きますか
三度飯食えて九条邪魔らしい
MAID IN USAの日本国
イラク人が死ぬ8月15日