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(回答先: 新潟豪雨 復興へボランティア奮闘「人ごとではない」−中之島町【毎日新聞】大谷ダム泥水流入で5市町村への水供給ストップ 投稿者 エイドリアン 日時 2004 年 7 月 18 日 19:56:02)
家の中に入り込んだ泥を袋に詰めるボランティア=17日、新潟県中之島町[共同] |
刈谷田川の堤防決壊で1023戸が濁流にのまれた中之島町では19日、約1200人のボランティアが活動した。
決壊現場近くの旧家で1人暮らしの無職、佐藤美智さん(80)方では、金沢市のボランティアや新潟県立長岡高の生徒ら約20人が、スコップと一輪車で泥を運び出した。
金沢市の会社役員、松本浩平さん(36)は、阪神大震災の復旧支援も経験している。「大きな被害を知り、いてもたってもいられなくなった。被災地では次々に必要な仕事が生まれる」と話した。娘(49)も駆けつけたが、佐藤さんは「女2人だけではどうにもならない。本当に助かった」と喜んだ。松本さんたちは20日、同じく水害を受けた福井市に転戦するという。
昨年5月の宮城県沖地震を経験した同県岩出山町、町社会福祉協議会職員、鹿野渉さん(28)は、中之島町のボランティア本部のスタッフとして、人員配置などの実務を担当した。「地震の時、多くのボランティアが助けてくれた。少しでもお礼ができればと思って来ました」と話した。
三条市でも、ボランティアは欠かせない。神戸市の女性看護師、横道みさをさん(50)は19日、臨時救護所で被災者の傷の手当てなどをした。自身は阪神大震災の被災者。彼女も「恩返し」の気持ちだ。「今日になって水害当日のけがの治療に来る人も多い。皆、復旧に追われて小さなけがを我慢しているようで、心配」と気遣った。【三枝泰一、柴田真理子】
[7月19日21時18分更新]