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(回答先: ボランティア活動が本格化 避難所3000人、なお強い雨【秋田魁新報】新潟・福島豪雨で全国から駆けつけ、復旧作業を手伝う 投稿者 エイドリアン 日時 2004 年 7 月 18 日 19:20:37)
豪雨のつめ跡が残る被災地の自治体は15日、高齢者宅などで水害の始末を手伝う「災害ボランティア」の募集・派遣を始めた。約1800戸の家屋が浸水した中之島町では、この日だけで学生ら19人のボランティアが現場に派遣され、汚泥の除去作業などに携わった。「人ごととは感じられなかった」。額に汗しながら、ボランティアたち自身も充実感を味わった。【渡辺暢】
中之島町では、65歳以上の高齢者が2割以上を占める。核家族化が進み、独居老人や高齢者夫婦だけの家も増加している。一瞬にして家の中に流れ込んだ泥やゴミは大量で、個人ではとても撤去できないケースが多い。
町の災害対策本部が置かれた町民文化センターでは、15日朝から、ボランティアの派遣や参加希望者の受け付けを始めた。訪れた志願者たちは、名簿に名前を書き入れると、地図を手にすぐに派遣先へ向かった。
同町の大学生、池田亜紀代さん(21)は「自分は無事だったけど、いたたまれなくなった。教育実習先だった小学校が水の中に取り残されているという話を聞いて、何か手伝いたいと思った」と話す。
参加者たちは2、3人で一組になり、庭や軒下などにたまった泥をスコップで袋に詰め、運び出した。豪雨一過の晴天の下での重労働に、派遣先の住民は「こんなにやってもらって申し訳ない」と感謝していた。
この日、19人のボランティアは、4軒の作業を手伝った。同協議会は、県社会福祉協議会災害救援ボランティア本部にも派遣を要請しており、16日以降、さらに人数が増える見込みだ。
空きがあれば一般の住宅にも派遣されるが、基本的には高齢者だけの家が優先される。
燕市社会福祉協議会から派遣されたボランティアの一人、野瀬清一さん(42)は、「三条市は独り暮らしの老人がもっと多い。水が引いたら、三条市でもかなり働きが求められると思う」と話していた。
◇5市町村への水供給ストップ−−大谷ダム泥水流入
集中豪雨で堤防が決壊した五十嵐川上流の大谷ダム(下田村)に泥水が大量に流入した影響で、三条地域水道用水供給企業団の浄水場が使用できなくなり、14日午後から企業団に加盟している5市町村への水の供給がストップしている。
被災地の三条市では、同市大崎にある別の浄水場の供給能力も落ちている。後片づけのための水需要が増加しており、15日午前10時ごろから、市内全域で水圧が低下。水が出たり出なかったり、という状況が続いている。同市水道局によると、企業団の浄水場の復旧には最短でも2日はかかる見込みで、同市は近隣市町村などに給水タンク車を要請するなど、対応に追われている。
[2004年07月16日19時21分更新]
新潟豪雨 復興へボランティア奮闘 「人ごとではない」−中之島町/新潟