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(回答先: ユダヤ教の背景の教えである「タルームード」の実体 投稿者 たけ(tk) 日時 2004 年 5 月 31 日 00:15:11)
日本語訳が話題になっているタルムードはバビロニア版タルムードだと思われるので、アラム語で書かれているのが自然です。(もう一つのエルサレム版タルムードもアラム語で書かれている可能性が高い)
元になったタルムードもアラム語で書かれていたという説があります。
(タルムードは、聖典というより、パリサイ派や古代イスラエル崩壊後のラビ的ユダヤ教の法学書だろうと思っています)
アラム語とヘブライ語が近い関係にあるセム系言語と言われています。アラム語が古代イスラエルで自立化してヘブライ語になったという説もあります。(語彙の類似性も高く、アラム語東京弁と鹿児島弁ほどの違いもないかもしれません)
古代イスラエルでアラム語が浸透した要因は「バビロンの捕囚」と解放だと見られています。バビロニアでアラム語を修得した支配層がパレスチナに戻ってきたことが、古代イスラエルでアラム語を普及させたと思っています。
古代ユダヤ人は、どういう割合かは別として、アラム語・ギリシア語・ヘブライ語を使っていたと見られています。
イエス・キリストがアラム語を話していたという説もあるくらいです。
アラム語は、AD7世紀中期まで、アジア南西部 (シリア・メソポタミア・パレスチナ)のほとんどすべての地域で使用されていた言語とされています。
★阿修羅♪「タルムード」
http://www.asyura.com/data003.htm