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(回答先: Re: まやかしとしての宗教 投稿者 調和人 日時 2004 年 5 月 05 日 21:23:32)
調和人さん こんばんは
この場での議論は相応しくないですし、「愛」「死」についての議論にも
参加することができなかったため、少しだけ参加させてください。
>創世記などの聖書やヘブライ語の古代文書は、それ自体の語句の意味を調べなければ
>真の理解はできないと思います。
仰る通りです。付け加えますとそれでも不十分です。
時代背景の正確な認識は現代に生きる私達には不可能だからです。
何でも構いませんが「宗教」の存在が前提であった時代には自然に
受け入れられたかも知れませんが、現代においてはあなたが下で仰るように
「宗教」は政治・経済的に利用されているに過ぎません。
「敬虔なるイスラム教徒」が「極貧の極み」「理不尽な死」に追い込まれる現実。
そこに「神のご慈悲」などあるのでしょうか？私は「はまちさん」から
「イスラム教信仰のメリット」として「死への恐怖」からの開放という示唆を
賜りました。原理主義者なるものはその協議を前提に「ジハード」という名の
「報復の連鎖」に加担していると推察致しますが、大多数の一般的なイスラム教徒は
「その土地に生まれたが故に」帰依することに何の違和感を感じずに信仰したのであり
「生存への欲求」「貧困からの脱却」を望まないはずはないと考えております。
同様に、「ユダヤ・シオニズム」等も「手を貸した米国の中東の富の搾取」の手段としての
身勝手なイデオロギーでしかないのではないでしょうか？
>ただ、ここで大切なことはbakaさんの言われるようにより良きカーネル
>（原点・最初の考え）を誤用して、一部の利己的な利益追求に利用するために
>戦争・侵略・支配の材料（神の許可）として用いられることがあるということです。
全く以って同意です。「宗教の現代版翻訳」は「権力者」によって都合よく
リライトされ、全てを独占しようとする暴挙に対する「反体制勢力」との
弛まぬ衝突であることは言うに及ばずです。
>我々が使用する言葉は時代とともに変化していきます。
>「このレストランには子供連れのお方はお断りします」と書いても、
>１０００年後に読むと「子供は悪であり子供を生んでしまった方はお断り（罪）です」
>と解釈されるかもしれません。
>ですから我々は、より現代の言葉で書かれた書物（相手を拘束する意図のない）を
>見る方が、真理を探るという意味においては有益かもしれません。
これについては賛否が分かれるかも知れません。恣意的な表現を用いる場合も
あるでしょう。
しかしながら、冒頭に申し上げた通り「宗教」が発生した時代背景は書物からは
窺い知ることはできません。従って、第３者による「現代版アレンジ」が
最も普遍的と思われる要素を抽出する点において有効であると考えております。
>また、より真実に近い（多くのものにとって有益の）真理を発言したものや書物等は、>必ず非難・罵倒されているというのも事実です。
>それは、協調的×利己的、自由×拘束、霊的×物質、永遠×期限 の構図であり
>多くのカーネルは前者の立場を取っており、それが後者（一部の利己的なものに
>操作された大多数の意見）の立場に合わない為誤用したり変更したり削除されたり
>非難されたりしたのだと思います。
>キリストでさえもその時代のものに処刑されました。
例えとしては多少（０・１）の間が否めませんが仰る通りかと存じます。
キリストの処刑については「私がこの目で見た」訳ではないので否定も肯定も致しません。
>そして多くのものは、文明が進化しているからそれが正解である（真理である）と
>言うでしょう。
>しかしそれは本当に「多くのもの」にとって進化（幸福に向かうという意味に
>おいての）しているのでしょうか？
>自分達で自分達のクビを締めているのが、今の進化というものではないのでは
>ないでしょうか？
同意致します。
仰った通り議論を呼び込むものではないので再度念を押させていただきます。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。