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(回答先: 三井住友、UFJに統合申し入れへ UFJをめぐるロックフェラーとロスチャイルドの争い 投稿者 TORA 日時 2004 年 7 月 30 日 15:46:55)
こうして、協議を進めていたと言う割に、仮処分とやらを受け、協議「中止」に追い込まれると言う話は、「巨大合併構想」としては、情け無い体たらくだね。わずか、2週間ばかり前、日本に「世界最大銀行」が誕生すると、世界に向けて喧伝されたこの合併「プロジェクト」も、どうやら、頓挫をしたらしい。この巨大計画とやらも、この7月、日本の経済が復興していますよと、宣伝する為の「見出し」にはなったがね。
しかし、やはり、世界最大の銀行を作ると言う「事業」は、それ程簡単では無いのだね。そもそも、先に買収に手を付けていた「三井住友」から、「法廷闘争」も辞さずと、「仮処分」とやらを取り付けられるのではね。これでは、「盛り上がり」も、これまでとなるのでは無いかね。
今、日本の金融市場は、急速に悪化しているね。今日も、金利の上昇が、続いているらしいしね。高騰をしたのは、それまで続落をしていた株価くらいでね。
そして、今日、日本の政府から発表された失業率やら物価やらの統計によれば、日本の経済は、まだまだ、復興したとは言え無いらしい。尤も、30日、日本の政府が、「統計ラッシュ」で公表した失業統計やら消費支出統計やらは、この阿修羅掲示板では、紹介されてい無いみたいだ。「バッド・ニュース」から逃避する為か否かね。
日本の失業率は、6月中も「横ばい」ながら、就業者の数は、減少をしたらしいね。それは、つまり、失業者が増加しつつあると言う事だがね。そして、6月中は、日本の国内の消費も、ふるわずじまいだったらしい。だから、この6月、日本の物価は下落しているのだろうがね。
ここのリンクは、ヤフー日本ニュース記事につながっているね。その中には、30日のロイター通信社記事として、「小泉首相が景気回復でも上がらぬ物価に疑問」とあるね。落ち目の日本首相小泉とやらが、「景気がよいのに物価が下がっている状況をどう理解すればよいのか」と、「けさの閣僚懇談会で日本経済の核心問題を閣僚に質した。」とね。景気が良い時は、物価も上がると言うのでね。
尤も、日本では、景気が回復していますよと言う話は、日本の政治屋やら官僚屋やらだけの間の話だね。つまり、日本の経済が復興しつつあると言う「宣伝」も、その手の「政府筋」だけの妄想であるのに過ぎ無い。今でも、日本の失業率は「横ばい」をし、就業している人口が減少しつつあるのではね。これでも景気回復と称するとは、これ如何にだね。
そもそも、日本のメーカーが世に送り出す製品には、かつてのような「魅力」も、無いみたいだね。この6月、日本のパソコン市場でさえ、一年前に比べて一割以上も縮小したと言うからね。同じ、30日のロイター記事として、「CPIマイナス続く、ガソリン価格は押し上げ要因」として、出ている話だがね。「CPI」と言うのは、物価指数の事らしいがね。
それでも、日本の政治屋やら官僚屋やらは、「GDP」とやらが成長しているから、日本経済も回復していますよと言いたいらしいね。日本のGDPとやらが増加したらしいのは、間違いが無いがね。しかし、日本の経済の現状は、GDPとやらの問題では無く、「在庫」が増えつつある事らしい。パソコンであれ、何であれ、工場から出荷された後、「売れ残り」となっていくと、言う事では、経済の回復には程遠いのだね。
これでは、6月中、日本で失業者が増え、物価下落が進み、デフレ傾向とやらが戻ったと言うのも、当然の結果だね。日本の民衆の間で、ますます貧困が広がっているから、物価も下がるのだがね。しかし、日本の「戦争狂」政府には、その程度の事情すら、冷静に判断する力も無いらしいがね。
「日本政府」とやらの内部では、盛んに、経済が回復していると言っているらしいね。そう言う割に、日本の物価は、下落しているのだね。それは不思議だと、小泉とやらが首をかしげ、「朝の閣議」とやらで大臣どもに質問したと言うのは、笑うべき事だ。
尤も、それは、官僚屋やら大臣やらの妄想を、総理大臣が問題にしたと、言う事だがね。その大臣どもが、これに何と解答をしたかは、「秘密」らしい。恐らく、何も、解答らしき回答は、し得なかったのだね。
小泉とやらは、アフガニスタン侵略ばかりか、イラク侵略にも「大賛成」と表明し、三年前からこちら、「人殺し」として通用して来たね。その首相とやらが、今になって、こうして「景気と物価」について不思議がっていると言うのも、情け無い話だ。情け無いとは言え、疑問としては、もっともな話だがね。こうして「質問」を受けた大臣の「竹中経済財政・金融担当相や麻生総務相」とやらが、これに何ら解答をし得なかった事は、日本の「政府」とやらの無能ぶりを証明するものだと言う所以だね。
日本の政府が発行する借金の「国債」が、ずっと値を下げて来ている事は、否定でき無いね。そして、日本の金利は、「じわり」と上昇しつつある。今や、日本「金融市場」とやらの動きも、株価が値下がりするか、或いは、国債が値下がりするかの、いずれからしい。尤も、今、双方が値下がりする「ダブル安」とやらも、頻繁に起きるらしいがね。
これが、日本の経済「ファンダメンタル」とやらの、実態だね。それならば、物価が下がり、失業も減らず、景気も「横ばい」である事は、何ら「不思議」が無い。日本の経済は、回復をしておらず、「景気が右肩上がり」と言う「政府発表」エトセトラが、単なる妄想なのだね。
かつて「健全経営」と言われたような、東京銀行と三菱銀行が合併し、MTFGとやらとなったね。これに、政治権力で以って、赤字経営で困っているUFJとやらを買収させようとする「流れ」が、日本の「政府筋」にもあるらしい。もしも、その手の「世界最大銀行」プロジェクトとやらがうまく行くならば、その「計画発表」は、日本の金融市場の評価を上げ、或いは、小泉とやらの評価をも上げるだろうね。しかし、どうやら、そう簡単には行きそうに無い。
元々、三井住友とやらに「信託銀行」部分を売却する心算だったUFJとやらは、今や、それも取り止めにしたいらしいね。その手の噂は、国際報道の世界にも流れ出ているがね。それは、法廷に訴え、東京三菱銀行とやらの買収劇を中止させた筈の三井住友にとり、この先、やはりUFJを「提訴」エトセトラし、更に紛糾せざるを得ないと言う事でね。そうなれば、日本の「金融市場」とやらにとり、この手の「世界最大銀行プロジェクト」の宣伝活動も、「逆噴射」をする事になるね。
いずれにしろ、日本の金融市場とやらが、突如として「信頼回復」する事などは、あり得ないね。この手の「プロジェクト構想」とやらを、いくつ「PR」してみてもね。そのプロジェクトとやらの足元では、「同業他社」の思惑も動いており、今度のように、「法廷闘争」と言った「紛争」につながる事は多いしね。もしも、UFJとやらが、先の交渉を取り止めにし、三井住友とやらに信託銀行部門を売却し無いと発表すれば、今度の国際的「PR」は、逆噴射するだろうね。
7月、「世界的話題」となった、今度の「巨大合併構想」で以って、日本の金融市場とやらを救済する事は、出来そうに無いね。今の、日本円の値下がりぶりを見てもね。それは、日本の経済情況が、金利は上がり、失業者は増え、在庫も増え、しかし所得は下がると、言う「急降下」情況に陥っている為だがね。それは、2003年、日本の「政府」とやらが、イラク侵略に狂奔し、極限まで借金財政を膨らませた為、自ら陥った末路なのだがね。戦争と言う「ギャンブル」をやめられ無い「性癖」の、日本の「国家屋」エトセトラにとり、この落とし穴から脱出する術は無いと、言う所以だね。