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(回答先: 「規制緩和」や「民営化」の末路は米英の歴史的経験から見えてくる。 投稿者 あっしら 日時 2004 年 7 月 26 日 17:09:38)
●簡単に、アメリカ大手航空会社は、空港も運営している。
(たしかサウスウエストだったような?)
その運営の失敗にハブ空港の存在が指摘できる。
ようするに、客商売を行う上でハブ空港は必要なかったということです。
これも投資の失敗で、直通便のサウスウエストが勝ち組になったということです。
皮肉ながら、ドイツのDHL アメリカのFEDEX UPSなどはハブ空港を必要としており、ハブ&スポークという事業の成功例として上げられますが、航空会社が期待していたのは荷物がハブ空港を通るのではなく、お客が通るということでした、その収益基盤(規制緩和前の1989年ごろからの長期的な多額な投資)を形成するのに多額の投資をしたにもかかわらず、予想が外れたと言うことです。
テロ後多額の安全対策費投入を余儀なくされた航空各社は、財務体質の劣悪さが原因により金利払いも増加し、破綻寸前まで追い込まれました。
お客さんが通るということで成功したのはBAのヒースロー空港
あと官民で折半するルフトハンザが良い例です。
これらの、空港事業・航空事業はうまくいっています。