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(回答先: 「オイルピーク」 石油文明の終焉と日本への打撃 東京大学名誉教授 富山国際大学教授 石井吉徳 投稿者 TORA 日時 2004 年 7 月 14 日 17:47:35)
太田龍の時事寸評
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/cgi-bin/jijisunpyou.cgi
平成十六年(二〇〇四年)七月十五日(木)
(第一千六回)
○石油生産ピークの問題について、当「時事寸評」は、二度(1000回、
1002回)、既に論評した。
○だが、日本民族は、今度もまた、深く、深く、眠りこけて居る。
○近代日本の歴史上、日本は、幾度も、石油問題での国策決定に於て、
致命的な誤謬を犯して居る。
○しかし、ここでは、「歴史」には触れない。
○現在及び近未来、次の数十年、の展望が問題である。
○日本の国家権力各層エリート階級は、石油生産の連続的右肩上がりの
増産の時代が終わりつつあることを、てんから認めようとしない。
○二〇〇七年に、石油のピークが来る。
○今、人類に最小限の理性があれば、その事実を素直に認めて、経済の全
世界的な減速に踏み切るであろう。
○しかし、そんなことは、生じない。
○全世界の人口六十二億人のうち、盛大に石油エネルギー、原子力エネルギー
などを消費する部分は十二億人。残りの五十億人は、その枠外である。
○なぜそうなるか。
弱肉強食優勝劣敗の「法則」の結果であると言う。
○従って、石油の供給がこれから次第に不足して来る状況の中で、この弱肉
強食優勝劣敗の「法則」は貫徹するであろう。
○つまり、少なくなる石油資源を求めての、闘争の加速度的な激化である。
○そしてこの闘争は、忽ち、武力闘争、本物のまたゲリラ的な戦争に発展する。
○米国は既に、世界の石油資源支配のために、軍事力を配置し、使用して居る。
○米国は日本がその軍隊を、少なくとも三十万人、ないし、五十万人の規模で
石油資源略奪と支配その他のために、全世界に派兵するよう、要求して来る
であろう。
○否、これは「要求」ではなくて「命令」である。
○米国(イルミナティ世界権力)は、この「命令」を拒否するような人物は、
日本政府の「首相」と成ることは決して許さない。
○つまり、米国(イルミナティ)のそうした「命令」を拒否すると言うことは、
少なくとも、
究極のところ米国との戦争、
を覚悟しなければならない、
を意味する。
○筆者個人としては、もちろんその覚悟はある。
○というよりも、筆者は、昭和二十年八月十五日以降現在まで、首尾一貫
して、対米英オランダ、及び昭和二十七年以降スターリニストソ連共産
政権との大東亜戦争を継続中、である。
○石油問題は単なる石油資源問題、
ではないのである。
(了)