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(回答先: 山田方谷 〜「正直安五郎」の国作り ペテン師小泉首相が企む「新円切替」の陰謀 投稿者 TORA 日時 2004 年 6 月 28 日 15:23:31)
TORAさん、どうもです。
>これは別段新しい話ではない。究極のデフレ脱却策、あるいは国家破産を防ぐ方策と
>して、「預金封鎖」「財産税」との3点ヤットとして、すでに財務省官僚の間で数年
>来検討されてきていることである。
取り上げられている「山田方谷 〜「正直安五郎」の国作り」も、藩札(ペーパーマネー)の供給過剰から生じたインフレへの対処法であり、戦後日本で実施された「新円切替」もインフレ対策として実施されたものです。
財務省官僚が「新円切替」を検討していないとは言いませんが、それが具体的な政策課題として浮上するのは、デフレ不況が経済活動力をめちゃくちゃにした後に政治的に起きる可能性が高いハイパー・インフレ対策としてでしょう。(それくらいは、財務省官僚だって理解しています)
もちろん、そのようなかたちで生じたハイパー・インフレは、戦後日本混乱期とは条件が違うので、あの時の「新円切替」のように経済活動の正常化が達成されることはありません。
「新円切替」でデフレから脱却できると考えるのは、「構造改革」でデフレから脱却できると考えると同じように倒錯です。
★ 参照書き込み
『佐々木敏氏は歴史に学んでいないし経済論理も理解していない』
( http://www.asyura.com/2002/hasan13/msg/986.html )