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山田方谷 〜「正直安五郎」の国作り ペテン師小泉首相が企む「新円切替」の陰謀
http://www.asyura2.com/0403/hasan35/msg/636.html
投稿者 TORA 日時 2004 年 6 月 28 日 15:23:31:CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu73.htm

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人物探訪:山田方谷 〜「正直安五郎」の国作り
ペテン師小泉首相が企む「新円切替」の陰謀

2004年6月28日 月曜日

◆JOG-Mac No.349 山田方谷 〜「正直安五郎」の国作り
http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=0367&FN=20040620000019

■6.藩士・藩民の信頼確立■  

次に方谷が打った手は、藩士・藩民の倹約の徹底であった。 そのために勝静に対して、「率先垂範して、その例をお示し下さい。ただしそのことを下に強要してはなりません」と申し入 れた。強要して短期間で成果を上げるのではなく、上下の信頼関係を育てつつ、倹約の実をあげていこうとしたのである。  

方谷のついた元締も、従来は賄賂の多い、人のうらやむ役職 である。方谷も口ではきれいな事を言っても、陰では賄賂で儲 けるに違いない、と見る者もいた。そこで、方谷は藩の会計を すべて塩田仁兵衛という武士に任せ、自分ではいっさい関与し ないこととした。時折は自分の財産を持ち出すこともあった。  

そのために、方谷の家は家族8人の生活も非常に苦しく、荒 れ地を開墾してようやく食い扶持を稼ぐ始末であった。はじめは「恰好をつけている」「見栄を張っている」などと陰口を叩 く輩もいたが、方谷の一貫した誠実そのものの姿勢を見て、「山田様はお気の毒だ。自分の身銭を切って、藩のためにお尽 くしになっている」と受け止めるものが次第に増えていった。 

こうした方谷の姿勢に、もっとも素直に共鳴していたのが、 大坂の商人たちであった。ある年、江戸の藩邸が焼失すると、大坂商人たちは方谷のもとにやってきて、再建の資金を出させ て下さい、と申し出たほどであった。彼らとしても信頼する方谷の藩政改革をぜひ成功させたいという気持ちがあったのだろ う。  

こうして藩主以下の率先垂範を示しつつ、方谷は藩士藩民に 倹約令を出して、年限を限って藩士の俸給を下げる事、役人はあらゆる贈り物をすべて役所に差し出すこと、役人の領内巡回 のさいの饗応を止めること、などを徹底させた。贈り物や饗応を止めさせたことで、領民の藩政に対する信頼は大きく回復し た。

■7.「これは信義の問題だ」■  

次に方谷が取り組んだのが、藩札の信用確立だった。藩札と は、当時、各藩が発行していた紙幣である。松山藩でも百年ほども前から独自の藩札を発行していた。当初は準備金を用意し ておいて、要求があればすぐに小判などの正貨と交換することで信用を維持していたのだが、藩財政が窮乏するに従って、準 備金を赤字補填に使ってしまい、そのうえ大量の藩札を発行したので、「松山藩の藩札は、まったく信用できない」という悪 評が定着してしまった。  

貨幣が額面通りの価値を持つという信用が失われれば、売買 に支障を来し、藩経済も停滞してしまう。方谷は現在の藩札をすべて回収し、正貨との交換を約束した新しい藩札で信用を確 立しようとした。 

そこで藩内で使われている藩札をすべて回収せよ、と役人た ちに命じた。役人たちは驚いて「回収するには、それに見合う正貨を与えなければなりませんが、藩の蔵はカラです。」と反 対した。しかし方谷は耳を貸さなかった。 

これは信義の問題だ。藩札を発行する時に、これをもっ て来ればかならず正貨に換えると約束したのだ。その約束 を破り続けたから結局、藩札の信用がなくなってしまった のだ。正貨はなんとしてでも私が集めるから、お前たちは とにかく旧藩札を全部引き上げろ。  

方谷は、必死に正貨を集め、ある程度たまった段階で、「旧 藩札をもっている者は、至急役所に来て正貨と取り換えるよう に」との触書を出した。たちまち多くの藩民が押し寄せてきた。 役人たちは、いつ正貨がなくなるかとビクビクしながら、交換 した。方谷は自らの決意を示すためにも、高梁川の河原で山と 積み上がった旧藩札を焼き捨てた。これを見ていた藩民たちは、 ヒソヒソと相談しあった。  

山田様はこのお国にとって大切な方だ。いま山田様にも しもの事があったら、困るのはわれわれだ。どうだろう。交換していただいた正貨を山田様に差し出して、お城のお 役に立てていただこうではないか。 

たちまち賛同者が数多く出て、代表者が方谷に「交換は新し い藩札で結構です」と申し出た。方谷は思わず立ち上がり、目頭を熱くして、大きく頷いた。

■8.「正直安五郎」の教え■  

信用を得た新しい藩札は、藩内で自在に流通するようになっ た。方谷は、この新しい藩札を藩内の投資に使って、産業振興 に努めた。  

まず鉄山の開発。三室、吉田、鋳長山を開発し、そこで掘り 出された鉄を使って、刃物、鍋、釜、鋤、鍬、釘などの生産を始めさせた。林産では、杉、竹、漆、茶などの栽培を奨励した。 特に「松山きざみ」という煙草を増産させ、江戸から九州まで宣伝をして、販売を拡げた。さらに地域名産の菓子や、和紙、 陶器、茶道具などの生産を奨励した。 

これらは藩が生産者から買い上げて、他国に販売する。買う ときは藩札で払うが、すでに絶大な信用を得ていたので、生産者は喜んで受け取った。他国に売るときには、正貨で取引する。 藩の金蔵はみるみるうちに豊かになり、一時削減されていた藩士の俸給ももとに戻された。  

安政4(1857)年8月、藩主・勝静は寺社奉行に任ぜられ、以 後、幕末の10年ほどを幕府の最高幹部として務める。その間、 方谷は藩政を司りながら、勝静の助言役として助けた。過激な 攘夷派から「無道の西洋諸国が武力で押しつけた条約は即座に 破棄すべきだわない」、という「破約攘夷論」が唱えられた時 は、「相手国のやり方が強引だからといって過去に遡り条約を 破棄するなどということは国際信義にもとる。日本国として行 うべきことではない」という意見を、勝静から将軍後見職 ・一橋慶喜に伝えさせ、これを退けた。明治新政府もこの立場 をとり、江戸幕府が結んだ条約を誠実に守りつつ、50年以上 もかけて条約改正を成功させたのである。  

政治も財政も、そして外交も、その根底には信義がなければ ならない。「正直安五郎」の藩政改革はこの教訓を長く歴史に残したのである。

◆秋に延長となった「預金封鎖・新円切り替え・財産課税」のシナリオ
http://www.gcams.co.jp/stock/mkt/0402_1.htm

2003年12月19日に日本銀行は、「1万円、5000円及び1000円の新日本銀行券の発行開始時期については、正式には、財務省告示によって公示されるものですが、これまでのところは平成16年7月の予定で作業を進めてまいりました。しかしながら、今般、新日本銀行券の発行に万全を期するために、その発行開始時期について平成16年の秋頃を目処とすることとしました。なお、3券の正式な発行開始日については、今後の作業の進捗を見極めた上、財務省告示によって公示されます」と、突然その発行時期を従来の7月頃から9月−10月頃へと変更している。

日銀の万全を期すとは何か? 本来の発行時期である今年7月には「参議院議員の選挙」がある。無論従来からのスケジュールだが、取り巻く事情が異なってきている。今月イラクに派遣した自衛隊員に犠牲者が出た場合、自民党が参院選で敗れるのは目に見えている。イラクに加えて日本国内にテロでも起これば、政局は収拾が付かなくなるだろう。

ある機関投資家は、新日銀券の発行に関して、(1)普通に新札に替えるだけなら7月の参院選の渦中でも構わないが、(2)財務省が隠れた意図(=預金封鎖、新円切り替え、財産税)を持っているなら、7月の参院選後にしか実行できないと言う。

もし、その実行の可能性があるとして、財産税はその前に価値が下がることを恐れる円預金が海外流出するため、その発表当日まで「極秘」でなければならない。


(私のコメント)
本などでは預金封鎖や新円切替の本などがよく目にする。私も「新円切替」と言う本を5月30日の日記で紹介しました。
http://www.asyura2.com/0403/hasan35/msg/373.html
しかしながらテレビはもちろん新聞もほとんど目にしないしネットですら「新円切替」をグーグルで検索してみても1650件しか出てこない。それだけ国民は気付いていないのですが、僅か1000円足らずの本が買えない読者の為に前書きの一部を紹介します。

◆さて、「新円切替」について。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/433493336X/249-9539608-0242702

これは別段新しい話ではない。究極のデフレ脱却策、あるいは国家破産を防ぐ方策として、「預金封鎖」「財産税」との3点ヤットとして、すでに財務省官僚の間で数年来検討されてきていることである。しかし、最近また注目を集めているのは、じきにr新札の発行」が行われること。そして、2005年4月には、先送りされてきた「ペリフアンドキヤツプイオフ」(=預金の払い戻しに、上限を設ける)が全面解禁されるからである。

「新札の発行」というのは、単に今までのお札のデザインが変わり、新しく樋ロー葉、野口英世が登場し、福沢諭吉が改訂版になるという話ではない。それは、オモテ向きのことであり、そこには政府の「新円切替」に伴う政治的謀略が画策されているのである。国家破産間題は、2004年になって株式市場が好転したため、一時的に危機感が薄れている。しかし、それはただ表面上のことにすぎない。「新円切替」と「預金封鎖」、そして「財産税」がいつ行われるかはわからないが、現状が続く限りその日は間違いなく来るのである。

例えば、政府がある時点で、現金および政府保証のあるすべての金融資産に「10%の課税」をすると発表する。これが「財産税」であり、それが実施される日以降は、旧札は使用禁止となり、国民が旧札を新札に取り替えにいくと、旧1万円札は9000円の新札で返ってくる。これが、財産税課税と組み合わされた、いわゆる「新円切替」である。これは、国民資産の政府による強奪であって、日本国民である以上、誰もこの強奪からは逃れられない。銀行預金や郵便貯金も、自動的に残高を10%カットされ、あなたの資産は10%目減してしまうわけである。

もし、これが行われたら、なにが起きるであろうか? 第1に、現金預金の価値が下がるから、新円切替の前に現金をモノ(実物資産)に換えようという動きが出て、消費が増え、物価も上がって、一時的にせよデフレから脱却できる可能性がある。第2に、不動産価格が上昇するはずなので、不良債権が大幅に解消する。第3に、個人が持つ金融資産のうち、預貯金などの少なくとも1000兆円のうちの100兆円が、政府の財政収入となる。そして、第4に、アングラマネーとして眠っていた現金(脱税で蓄えられていた現金、暴力団などの黒い金、タンス預金)などがオモテに出て、そのうちの10%が政府の懐に転がり込むことになる。

アングラマネーは普通の国でGDPの15〜20%はある。日本人の個人金融資産は1400兆円と言われるが、その20%は280兆円、その10%なら28兆円が税収になる。さらにこの280兆円をそのまま政府のものにする秘策もある。「相続税・譲渡税ゼロ、しかも金利ゼロ」の特別国債を売り出すのだ。つまり、この特別国債を買ってくれれば、今の脱税には目をつむるということだ。これなら、この国債は飛ぶように売れる。

あえまさに、巨額の借金に喘ぐ日本政府にとつて、一石三鳥、四鳥の奇策である。しかし、これは国民にとって許し難い「暴挙」だから、確実に政権は転覆する。つまり、そこまでしなければ駄目なところまで、今の日本は追い込まれているのだ。逆に言えば、内閣を潰す覚悟さえあれば、財務省エリートはこんな暴挙もやってのけることができるのだ。(P12〜P14)


(私のコメント)
このほかにも副島隆彦氏の「預金封鎖」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4396612036/249-9539608-0242702
などにも詳しく書かれていますので、ぜひ本を買って読んでみてください。そして「株式日記」をコピーしてさまざまな掲示板に張り出して、小泉内閣と財務省が企んでいる陰謀を宣伝してください。

小泉・竹中内閣と財務省はアメリカ政府の出先機関のようなもので、日本国民からさまざまな形で財産をとり上げてアメリカに仕送りをしている。そして預金封鎖と新円切替で10%の財産税を掛けただけで100兆円もの税収入が見込める。いやならドル預金などでアメリカに円が流れ込めば鴨がねぎをしょって行くことになる。

政府・日銀が買い込んだ米国債も日本国民に売りつけて、自らはアメリカに恩を売って政権を維持しようというのだ。ペイオフの実施や銀行への竹中大臣の嫌がらせはみなアメリカ政府の指示によるものだ。自分の財産が奪われるのにも気付かず、小泉・竹中内閣を支持する日本国民はどうかしているのだろうか。

日本政府がまずしなければならないことは、山田方谷がしたような役人達の給料を切り下げて、賄賂政治を厳しく取り締まったことだ。ところが小泉首相は「ヤミ給与」を貰っていたことが発覚し「人生いろいろだ」などとごまかしている。役人達の天下り天国はちっとも変わっていない。

財務省の役人達は国民から強引に財産を巻き上げることで財政を立て直そうとしていることをマスコミも報道しようとしない。ネットでも警鐘を鳴らしている人は少ない。国民みんながボケてしまっているのだ。

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