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(回答先: バグダッド――銀行・通貨不信で、金や不動産で保有(マネー悠覧)2004/06/27, 投稿者 hou 日時 2004 年 6 月 27 日 10:36:46)
バーレーン中央銀行のハリド・アルバサム副総裁=写真=は、都内で日本経済新聞記者と会い、イラク復興支援の一環としてイラク人の研修を受け入れ、金融制度の整備に協力していく考えを明らかにした。日本の金融機関には自由化が進むサービス分野を中心に、プロジェクトファイナンスや証券業などへの進出に期待を示した。
――イラク情勢が中東の不安定要因としてのしかかる。
「バーレーンは復興支援策として金融制度の整備に協力する。首都マナマの金融研修所にイラク当局関係者を研修生として受け入れ始めた」
「イラクの主権回復を宣言した国連安全保障理事会の新決議採択で、イラクは復興に向けて本格的に歩み出せる。復興需要は大きく、周辺国にとってもチャンスだ」
――中東の金融センターを巡る競争に勝ち抜くための戦略をどう描いているか。
「自由化を推進して金融センターとしての地位を確立したい。積極的な誘致が実り、金融機関の半数以上が外資系になった。イスラム式銀行だけでなく、オフショア銀行、商業銀行、証券会社など業態の多様化に成功している」
「信用と透明性向上を最重点に考え、法制度の整備と金融当局による支援に力を入れる。金融庁と中銀の合体により、当局の監督権限と効率性が格段に高まった」
――日本の金融機関への期待は。
「プロジェクトファイナンスと証券業への進出の余地が大きい。自由化が進むサービス分野と観光のほか、石油・ガス、アルミ精錬事業で資金需要が旺盛だ。バーレーンに進出済みの日本の大手金融グループ以外にもビジネスチャンスがある。新商品の申請には、認可を前向きに検討する」